「頂き女子」のカリスマだった(本人Twitterより)

「頂き女子」のカリスマだった(本人Twitterより)

《たいほされてから今日で122日目。本当にやっと最近になって「ホストクラブはおかしい」と考えられるようになりました。ホス狂いもホストも救われない。みんなおかしいことに気づいているから誰かが先陣きってこのホストクラブの今の「あたまりまえ」を変えないといけないと思ってます》

《私は歌舞伎町で成長して強く育ったからホストクラブもあの町も大好きです。だからホストクラブをもっと良い形にして残せたらいいのに、と思います。今のホスクラはシステムも価値観もきたなくてどすぐろくて闇でしかないです。もしこのまま変化なくホスクラが のこるならあそこにいる人間たちは、ずっと世の中でうしろ指さされる。私はそれがいやです》

《●●くんも●●くんも(※いずれも渡辺被告が指名していたホストの名前)人間として心がキレイでとてもステキな人たちです。彼らがあの町の被害者となるのが本当にゆるせない…。ちゃんと未来が描けるような場所になったらいいのに。》

《女の子がホスクラに行かなければ、被害がでません。って状態じゃなくてホストクラブの今の観念すてさって、女の子がきても安全ですって状態にしなければ。》

 現状のホストクラブに潜む“悪”を分析する渡辺被告だが、ある時期までは、確実に彼女にとってホストクラブは「生きる理由」だったはずだ。だが、その、一見、突き放したような、冷静なような態度をとりながらも、思ったのは、こうなってもまだ、彼女の心の大半を占めているのは、友人や家族、被害者や今後の自身の人生のことなどではなく、ホストクラブのことなのか、ということだ。そして、ある意味、自分の人生を無茶苦茶にした歌舞伎町については《私は歌舞伎町で成長して強く育った》と綴る。

 渡辺被告が生まれ育ったのは東京近郊の地方都市であり、歌舞伎町で暮らしていたのは、ほんの数年間に満たない。その歌舞伎町で「育った」といわしめるとは、そこに至るまでに何があったのだろうか。

 彼女が本当に“育った”環境とはいったい、どんなものなのか──。それを聞くために二回目の接見へと向かった。

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