精神科医の田村修容疑者(ライブでの様子。本人のFacebookより)
2月末で半年間に及んだ鑑定留置は終わり、まもなく鑑定結果が出る。容疑者親子3人の状況について、警察関係者が打ち明ける。
「鑑定結果は2月末に出る方向で話は進んでいる。一部で瑠奈容疑者について、札幌地検が殺人などの罪で起訴する方針という報道が出たが、検察内では瑠奈容疑者の抱えている持病から裁判で責任能力を立証するのは難しい可能性があるとして、起訴に慎重な声も少なくない。。起訴見送りとなった場合、鑑定留置後は警察の医療施設で措置入院となる見込み」
一方、父親は昨年9月1日に行われた鑑定理由開示の法廷で、「娘が取り返しのつかないことをした。道義的責任を感じている。被害者や遺族にお詫びする」と、謝罪したが、事件の関与に関しては否認を続けている。
「札幌地検は3月6日までに3人の起訴について判断することを発表したが、瑠奈容疑者の両親に関しては、責任能力があるとして起訴される見通し。父親は殺人容疑で逮捕されたものの別の罪状での起訴が検討されていて、母親は遺体の一部の遺棄罪での起訴となる見込み。両親の責任は大きい量刑になると思われるが、被害者が生前に瑠奈容疑者を襲い、その様子を撮影していたことなどを考慮すると情状酌量の余地もある。まだ勾留日数が残っており、防犯カメラや撮影した証拠などをもとに取り調べが行われる見込み」(同前)
北の大地を揺るがした猟奇的事件はどのような結末を迎えるのだろうか。