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大谷翔平を“少しでも安く生で見る方法” 韓国の開幕戦70万円ツアーはやや割高、本拠地LAまでの飛行機はエコノミーなら10万円台も

大谷翔平を見る方法は

大谷翔平を見る方法はさまざま(写真/Sipa USA/時事)

 エンゼルスからドジャースに移籍し、打撃練習では早くも柵越えホームランを連発している大谷翔平(29才)。今シーズンは昨年までよりも打席に立つ回数がぐっと増える──そう分析するのは作家でスポーツライターの小林信也さん。

「忘れてならないのは、大谷は昨年9月に右ひじの靱帯を修復する手術を受けている、言わば“けが人”だということ。だから今シーズンは投手として試合に出場することはありません。

 しかし裏を返せば今年は打者一本に集中できるため、手術の予後が悪くなければ出場回数はこれまで以上に増える可能性が高い。スター選手を多数抱えるドジャースの中でも大谷の人気は群を抜いており、彼を目当てに来るファンも大勢いる。球団もそれを理解しているゆえに、フルに近い出場も見込んでいるはずです」

 つまり、大谷を応援するなら今シーズンはうってつけなのだ。せっかくならばテレビの前ではなく、生の大谷を見に現地へ行きたいところ。とはいえ、韓国で行われる開幕戦は倍率が高いうえ飛行機やホテルがパッケージになった観戦ツアーは3泊4日で70万円を超える。

「確かに韓国は“近場”ですが70万円のツアーはやや割高でしょう。それだけ予算があればロサンゼルスまでビジネスクラスで行ってお釣りがきます。ドジャースの本拠地・ロサンゼルスは西海岸に位置し、日本から比較的近いですし、飛行機はエコノミーなら10万円台でも行ける。チケットを取って本場のドジャースタジアムで観戦するのがいちばんです」(小林さん・以下同)

 その際覚えておきたいのは、メジャーリーグでは毎試合チケットの値段が異なる「ダイナミックプライシング」を導入していること。

「昨シーズン最下位だったコロラド・ロッキーズなど人気がないチームが相手だと値段が安くなる半面、人気チームや優勝争いに直結するような重要な試合は値段が高くなります。また、シーズンが深まって優勝争いから脱落した相手との“消化試合”は値段が下がる傾向にあります」

 グッズの無料配布などファンサービスが行われる「プロモーションデー」や、花火などのイベントがある試合は値段が高めになることも知っておきたい。

 いざチケットを取るとなったら、まずはMLB(メジャーリーグベースボール)の公式サイトを見てみよう。大谷や現地の情報をYouTubeチャンネル「ゆたちゃんねる」で発信するロサンゼルス在住のゆたさんが解説する。

「メジャーリーグのチケットを販売しているサイトがいくつかある中で、MLBの公式サイトが最もバリエーションが豊富です。バックネット裏やエリア最前列などのよい席は年間シート保持者などが優先ですが、それ以外であれば、これから購入できる今シーズンのチケットはまだまだあります」(ゆたさん・以下同)

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