スポーツ

山田美保子さんが綴る“大谷翔平結婚の波紋” 「お相手って私かも…」と“強火の妄想”をする女性があちこちに出没

結婚を報告した囲み取材では通訳の水原一平さん(39才、右)が珍しく緊張し、大谷選手のコメントをど忘れする場面も

結婚を報告した囲み取材では通訳の水原一平さん(39才、右)が珍しく緊張し、大谷選手のコメントをど忘れする場面も

 世界中を驚かせたドジャース・大谷翔平選手の電撃結婚。コラムニストで放送作家の山田美保子さんも、衝撃を受けたという。山田さんが、まさかの結婚について綴ります。

 * * *

タクシーの中で思わず「エーッ!!」と大声が出てしまいました

 その瞬間、全国の女性の声の大きさを計測したなら、「世界一大きい音」として記録されたかもしれません。悲鳴に近い声をワイドショーやニュースの街頭インタビューで、どれほど聞いたことでしょうか。それも老いも若きも……で、私のように権利も資格もない(!)年配女性でさえ、大きな声をあげていましたからね。

 なかには涙ぐみながら「おめでとうございます」と声を絞り出す20代と思しき女性もいらっしゃいました。大谷翔平選手の大ファンならば当然のリアクションだと思います。

 今回、特筆すべきは全世代の女性たちに喪失感があり、「ちょっと気持ちの整理をさせてもらえますか?」「お祝いしなければならないのはわかっています。でも、少しだけ泣いてもいいですか?」という域に達したことなのです。

「大谷選手が結婚しました」と最初に教えてくれたのは、メ〜テレのニュース情報番組『ドデスカ!+(プラス)』のエンタメ担当・Sディレクターでした。

 常に有名人のインスタグラムをチェックしている彼は、ネットニュースよりも先にその事実を知り、私に電話してきてくれたのです。

 タクシーの中でしたが、「エーッ!!」と大声が出てしまいました。けげんそうな顔でバックミラーを覗き込むドライバーさんにはもちろん情報を共有しましたが、それほど大きな驚きはなかったように思いました。

 でも、街頭インタビューを受けた日本全国の女性たちは違いました。ひとしきり驚いた後、多くのかたが口にしたのは「誰と?」でした。

 ワイドショーのコメンテーターの中には「詮索するな」「大谷選手は嫌がっているじゃないか」と意見するかたも少なくないのですが、それは無理というものです。

 大谷選手の好感度というのは、そんじょそこらの(!)イケメン芸能人より遥かに上を行っています。ワイドショーで大谷選手の言動や持ち物、愛読書などを取り上げると、視聴率の毎分グラフがグィ〜ンと上昇します。最近では愛犬のデコピン。さらにトレーニング中に持参する巨大水筒にも“数字”があります。

関連キーワード

関連記事

トピックス

創価学会の「自民党離れ」は今年4月の衆院島根1区補選でも
【自公連立終焉へ】公明党の支持母体・創価学会の「自民党離れ」が進む 岸田首相の「解散やるやる詐欺」に翻弄され“選挙協力”は風前の灯火
週刊ポスト
殺人を犯すようには見えなかったという十枝内容疑者(Facebookより)
【青森密閉殺人】「俺の人生は終わった」残忍な犯行後にキャバクラに来店した主犯格の社長、女性キャストが感じた恐怖「怒ったり、喜んだり感情の起伏が…」近所で除雪手伝いの裏の顔
NEWSポストセブン
亡くなったことがわかったシャニさん(本人のSNSより)
《ボーイフレンドも毒牙に…》ハマスに半裸で連行された22歳女性の死亡が確認「男女見境ない」暴力の地獄絵図
NEWSポストセブン
長男・正吾の応援に来た清原和博氏
清原和博氏、慶大野球部の長男をネット裏で応援でも“ファン対応なし” 息子にとって雑音にならないように…の親心か
週刊ポスト
殺害された谷名さんの息子Aさん
【青森密閉殺人】手足縛りプラスチック容器に閉じ込め生きたまま放置…被害者息子が声を絞り出す監禁の瞬間「シングルで育ててくれた大切な父でした」
NEWSポストセブン
竹内涼真と
「めちゃくちゃつまんない」「10万円払わせた」エスカレートする私生活暴露に竹内涼真が戦々恐々か 妹・たけうちほのかがバラエティーで活躍中
女性セブン
史上最速Vを決めた大の里(時事通信フォト)
史上最速V・大の里に問われる真価 日体大OBに囲まれた二所ノ関部屋で実力を伸ばすも、大先輩・中村親方が独立後“重し”が消えた時にどうなるか
NEWSポストセブン
大谷が購入した豪邸(ロサンゼルス・タイムス電子版より)
大谷翔平がロスに12億円豪邸を購入、25億円別荘に続く大きな買い物も「意外と堅実」「家族思い」と好感度アップ 水原騒動後の“変化”も影響
NEWSポストセブン
被害者の渡邉華蓮さん
【関西外大女子大生刺殺】お嬢様学校に通った被害者「目が大きくてめんこい子」「成績は常にクラス1位か2位」突然の訃報に悲しみ広がる地元
NEWSポストセブン
杉咲花
【全文公開】杉咲花、『アンメット』で共演中の若葉竜也と熱愛 自宅から“時差出勤”、現場以外で会っていることは「公然の秘密」
女性セブン
京急蒲田駅が「京急蒲タコハイ駅」に
『京急蒲タコハイ駅』にNPO法人が「公共性を完全に無視」と抗議 サントリーは「真摯に受け止め対応」と装飾撤去を認めて駅広告を縮小
NEWSポストセブン
阿部慎之助・監督は原辰徳・前監督と何が違う?(右写真=時事通信フォト)
広岡達朗氏が巨人・阿部監督にエール「まだ1年坊主だが、原よりは数段いいよ」 正捕手復帰の小林誠司について「もっと上手に教えたらもっと結果が出る」
週刊ポスト