芸能

【三原じゅん子の半生】『不適切にもほどがある!』で「はい、嘘だねー!」と一蹴されたツッパリ役から政治家への転身、当選後はタレント活動を完全封印

『不適切にもほどがある』の作中でも話題に上がった波乱の人生を歩んでいる三原じゅん子氏

『不適切にもほどがある』の作中でも話題に上がった、元女優で参議院議員の三原じゅん子氏

「三原じゅん子が国会議員になった」「はい、嘘だねー!」──。1986年と2024年を行き来するタイムスリップドラマ『不適切にもほどがある!』(TBS系)の第6話(3月1日放送分)で話題に上ったのが、三原じゅん子だ。(文中敬称略)

 父親の小川市郎(阿部サダヲ)が娘の純子(河合優実)に昭和から令和という未来に行った証拠を示せと言われ、冒頭のような衝撃の事実を明かしたわけだが、「なわけないじゃん。ウチらの憧れ、アバズレの祖先・山田麗子だよ? 『顔はやばいよ、ボディやんな』の山田麗子が政治家? ありえない!」と一蹴される一幕があった。

 たしかに1986年の人たちに「38年後、三原じゅん子は国会議員になっている」と言っても、にわかに信じがたいところかもしれない。X(旧Twitter)でも、そうした意見が多数出ていた。

 小学生の頃から子役として活動していた三原は中学3年の1979年、『3年B組金八先生』(TBS系)の山田麗子というツッパリの生徒役で大ブレイク。2話で生徒の1人をリンチするシーンで、自らは手を出さないものの、「顔はやばいよ、ボディやんな、ボディを」と指示を出したセリフは、多くの視聴者の記憶に残っていることだろう。

「『金八先生』は最終回の1980年3月28日には視聴率39.9%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)を叩き出し、社会現象になりました。この年は山口百恵が引退し、ポスト百恵が誰になるかという話題で持ちきりでした。その座は松田聖子が奪った形になりましたが、当時は三原じゅん子を予想する声もあったんです。百恵さんが『横須賀ストーリー』などで見せた“ツッパリ路線”が三原の不良キャラと合っていたからです」(芸能記者)

関連キーワード

関連記事

トピックス

2013年に結婚した北島康介と音楽ユニット「girl next door」の千紗
《不倫報道で沈黙続ける北島康介》元ボーカル妻が過ごす「いつも通りの日常」SNSで垣間見えた“現在の夫婦関係”
NEWSポストセブン
秋篠宮家の長男・悠仁さまの成年式が行われた(2025年9月6日、写真/宮内庁提供)
《凜々しきお姿》成年式に臨まれた悠仁さま 筑波大では「やどかり祭」でご友人とベビーカステラを販売、自転車で構内を移動する充実したキャンパスライフ
NEWSポストセブン
中途採用応募者が急に増えて担当者は困惑(写真提供/イメージマート)
《SNSの偽情報で実害》中途採用に「条件満たさない」応募者が激増した企業、勝手にFラン認定された大学は「少子化の中、学生に来てもらう努力を踏み躙られた」
NEWSポストセブン
趣里(左)の結婚発表に沈黙を貫く水谷豊(右=Getty Images)
趣里の結婚発表に沈黙を貫く水谷豊、父と娘の“絶妙な距離感” 周囲が気を揉む水谷監督映画での「初共演」への影響
週刊ポスト
日本復帰2戦目で初勝利を挙げたDeNAの藤浪晋太郎(時事通信フォト)
横浜DeNA・藤浪晋太郎を大事な局面で起用する三浦大輔監督のしたたかな戦略 相手ファンからブーイングを受ける“ヒール”がCSの行方を左右する
週刊ポスト
宮路拓馬・外務副大臣に“高額支出”の謎(時事通信フォト)
【スクープ】“石破首相の側近”宮路拓馬・外務副大臣が3年間で「地球24週分のガソリン代」を政治資金から支出 事務所は「政治活動にかかる経費」と主張
週刊ポスト
15人の大家族「うるしやま家」(公式HPより)
《ビッグダディと何が違う?》フジが深夜23時に“大家族モノ”を異例の6週連続放送 今、15人大家族「うるしやま家」が人気の背景 
NEWSポストセブン
自身のYouTubeで新居のルームツアー動画を公開した板野友美(YouTubeより)
《超高級バッグ90個ズラリ!》板野友美「家賃110万円マンション」「エルメス、シャネル」超絶な財力の源泉となった“経営するブランドのパワー” 専門家は「20~30代の支持」と指摘
NEWSポストセブン
高校ゴルフ界の名門・沖学園(福岡県博多区)の男子寮で起きた寮長による寮生らへの暴力行為が明らかになった(左上・HPより)
《お前ら今日中に殺すからな》ゴルフの名門・沖学園「解雇寮長の暴力事案」被害生徒の保護者らが告発、写真に残された“蹴り、殴打、首絞め”の傷跡と「仕置き部屋」の存在
NEWSポストセブン
濱田よしえ被告の凶行が明らかに(右は本人が2008年ごろ開設したHPより、現在削除済み、画像は一部編集部で加工しております)
「未成年の愛人を正常に戻すため、神のシステムを破壊する」占い師・濱田淑恵被告(63)が信者3人とともに入水自殺を決行した経緯【共謀した女性信者の公判で判明】
NEWSポストセブン
指定暴力団山口組総本部(時事通信フォト)
《外道の行い》六代目山口組が「特殊詐欺や闇バイト関与禁止」の厳守事項を通知した裏事情 ルールよりシノギを優先する現実“若いヤクザは仁義より金、任侠道は通じない”
NEWSポストセブン
志村けんさんが語っていた旅館への想い
《5年間空き家だった志村けんさんの豪邸が更地に》大手不動産会社に売却された土地の今後…実兄は「遺品は愛用していた帽子を持って帰っただけ」
NEWSポストセブン