スポーツ

《ギャンブル依存症を告白》通訳・水原一平氏、解雇前から指摘されていた「大谷翔平サインボールを“私物化”」疑惑

レッドカーペットをともに歩いた“パートナー”だった(昨年7月のMLBオールスター戦。Getty Images)

レッドカーペットをともに歩いた“パートナー”だった(昨年7月のMLBオールスター戦。Getty Images)

 ドジャース・大谷翔平(29)を通訳として支えてきた水原一平氏(39)が「違法賭博」の疑いで解雇された。エンゼルス時代に現地取材していた本誌・週刊ポストは、その意外な素顔を垣間見ていた。

 パドレスとの開幕戦の勝利から一夜明けた3月21日。LAタイムズなど複数の米メディアが報じた水原氏の「解雇」の一報は、早朝の日本にも衝撃を与えた。

 同紙によると、連邦捜査局(FBI)の捜査により大谷の口座からカリフォルニア州の違法ブックメーカーへ資金が流入していることが判明。総額は約450万ドル(約6億8000万円)に上るとされる。

 ドジャースの広報担当によると、開幕戦の試合後、ロッカールームで水原氏本人が選手たちに事情を説明。すべて自分の責任であることや「ギャンブル依存症」であることを語ったという。

 水原氏は昨春のWBCでもチーム通訳としてベンチ入りし、大谷はもちろん日本に不慣れなラーズ・ヌートバー(26)を献身的にサポート。ヌートバーに代表入りの声をかけたのも水原氏だった。その功績が認められ“31人目の侍”として、優勝メダルも授与された。

 その栄光の陰で、なぜ“闇堕ち”してしまったのか。水原氏をよく知る人物は「ギャンブル」との接点をこう明かしていた。

「一平ちゃんは大学を卒業後、アルバイトをしながら自分探しをしているような時期がありました。一時期は『何か手に職をつけなきゃいけない』と言ってカジノのディーラーの学校にも通っていた。実際に店舗で働いたことはなかったみたいですけどね」

 大谷の取材中に水原氏と直接やり取りをしたというジャーナリストは、球場内でこんな一面を目撃していた。

「大谷が試合後にクラブハウスにいる時、水原さんが一人で出てきたんです。しばらく経ってから戻ってくると、喫煙所にいたようでかなり強いタバコの匂いがしました。大谷の前では吸わないように気を遣っていたのでしょう」

関連キーワード

関連記事

トピックス

遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《ブログが主な収入源…》女優・遠野なぎこ、レギュラー番組“全滅”で悩んでいた「金銭苦」、1週間前に公表した「診断結果」「薬の処方」
NEWSポストセブン
由莉は愛子さまの自然体の笑顔を引き出していた(2021年11月、東京・千代田区/宮内庁提供)
愛子さま、愛犬「由莉」との別れ 7才から連れ添った“妹のような存在は登校困難時の良きサポート役、セラピー犬として小児病棟でも活動
女性セブン
インフルエンサーのアニー・ナイト(Instagramより)
海外の20代女性インフルエンサー「6時間で583人の男性と関係を持つ」企画で8600万円ゲット…ついに夢のマイホームを購入
NEWSポストセブン
ホストクラブや風俗店、飲食店のネオン看板がひしめく新宿歌舞伎町(イメージ、時事通信フォト)
《「歌舞伎町弁護士」のもとにやって来た相談者は「女風」のセラピスト》3か月でホストを諦めた男性に声を掛けた「紫色の靴を履いた男」
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《自宅から遺体見つかる》遠野なぎこ、近隣住民が明かす「部屋からなんとも言えない臭いが…」ヘルパーの訪問がきっかけで発見
NEWSポストセブン
2014年に結婚した2人(左・時事通信フォト)
《仲間由紀恵「妊活中の不倫報道」乗り越えた8年》双子の母となった妻の手料理に夫・田中哲司は“幸せ太り”、「子どもたちがうるさくてすみません」の家族旅行
NEWSポストセブン
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(左/Xより)
《大学時代は自由奔放》学歴詐称疑惑の田久保市長、地元住民が語る素顔「裏表がなくて、ひょうきんな方」「お母さんは『自由気ままな放蕩娘』と…」
NEWSポストセブン
大谷翔平(時事通信)と妊娠中の真美子さん(大谷のInstagramより)
《大谷翔平バースデー》真美子さんの“第一子につきっきり”生活を勇気づけている「強力な味方」、夫妻が迎える「家族の特別な儀式」
NEWSポストセブン
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(HP/Xより)
田久保眞紀市長の学歴詐称疑惑 伊東市民から出る怒りと呆れ「高卒だっていい、嘘つかなきゃいいんだよ」「これ以上地元が笑いものにされるのは勘弁」
NEWSポストセブン
東京・新宿のネオン街
《「歌舞伎町弁護士」が見た性風俗店「本番トラブル」の実態》デリヘル嬢はマネジャーに電話をかけ、「むりやり本番をさせられた」と喚めき散らした
NEWSポストセブン
盟友である鈴木容疑者(左・時事通信)への想いを語ったマツコ
《オンカジ賭博で逮捕のフジ・鈴木容疑者》「善貴は本当の大バカ者よ」マツコ・デラックスが語った“盟友への想い”「借金返済できたと思ってた…」
NEWSポストセブン
米田
《チューハイ2本を万引きで逮捕された球界“レジェンド”が独占告白》「スリルがあったね」「棚に返せなかった…」米田哲也氏が明かした当日の心境
週刊ポスト