大谷に責任はあるのか?

 海外では水原氏のように、莫大なカネを稼ぐスター選手の側近が「金銭トラブル」を起こしたケースは珍しくない。

 NBAのスター選手だったケビン・ガーネット(47)は2018年、資産管理を任せるほど信頼する友人に7700万ドル(当時で約85億円)を騙し取られた。元レイカーズのラマー・オドム(44)は昨年、自身のマネージャーが自宅を無断で売却しようとしたとして解雇して騒動になった。

 水原氏は解雇が公になる前日、米スポーツメディア・ESPNの取材に対して「大谷に借金返済の肩代わりを依頼した」と証言したが翌日、発言を撤回している。実際にはどんなやり取りが大谷との間にあったのか。それ如何では、大谷自身の問題にも波及しかねない重大事態である。

 水原氏はロサンゼルスにいた幼少期、ドジャースで活躍する野茂英雄に憧れて野球の仕事に就くことを志したという。憧れのチームでの仕事が始まった矢先に噴出した違法賭博のトラブル。失ったものはあまりにも大きい──。

※週刊ポスト2024年4月5日号

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