結婚発表で似顔絵を披露した松井秀喜氏(時事通信フォト)

結婚発表で似顔絵を披露した松井秀喜氏(時事通信フォト)

松井は「妻の似顔絵」だけを公表

 大谷は今季の開幕前に結婚したことを公表。その後、お相手が元女子バスケットボール選手の田中真美子さんであることが明らかになった。一方、松井氏は2008年の開幕前に結婚したことを明かしたが、お相手が誰かは今なお公表されていない。スポーツ紙デスクが言う。

「松井氏は、お相手を“25歳の元会社員の一般女性”と説明し、写真を公開せずに2枚の似顔絵を公表しました。その2枚は、松井氏とお兄さんが描いたものだった。その後も、松井氏の妻は表舞台に出てこないどころか、名前や経歴も明らかにされていません。2人の子供が生まれたことは公表しているが、あとは非公開。ニューヨークで生活していること以外は正確な情報は出ていません。

 大谷も当初は、お相手について“いたって普通の人。普通の日本人”として詳細を明かさず松井氏と共通したやり方に見えましたが、開幕戦の韓国遠征に向けてツーショットを披露した。SNS全盛で、どこで誰に写真を撮られるかわからない時代というのもあるでしょうが、開幕後は真美子さんの姿を隠し立てすることもなく、スタンスの違いは際立っています」

 松井氏の情報管理がうまくいったのは、「元スポーツ紙記者の専属通訳が目を光らせていたのも大きい」(同前)とされる。大谷の結婚発表直後に、長年通訳を務めて情報管理役だった水原一平氏に違法賭博スキャンダルが発覚したこととも対照的である。

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