──ということは、1階からは丸見えの位置ですよね(笑い)。

はい。遊んでいても大丈夫だったのかな!?と、あとから焦りました(笑い)。

──では次の質問です。同役を演じられていた醍醐虎汰朗さんと三浦宏規さんに関する質問も来ています。「同じハク役の醍醐くんや三浦くんと、役について話すことはありましたか?」。

ほとんどないです! 

──なかったんですね。

はい、役の話は全然してないですね(笑い)。コタくん(醍醐虎汰朗)と仲良くなったのも、(樋口)幸平とか共通の知り合いがいることが分かって、その繋がりからプライベートでは何しているの?みたいな話で仲良くなったんですよ。

──役作りの話をしながら……とかではなく、役からはまったく離れたところで仲良くなられたんですね。

そうなんです!

──では次の質問です。「自分が舞台に出ていない時間は、どこで何をされていますか!?」。

基本的には、楽屋には戻らないんです。

──そうなんですか!?ステージの袖にいらっしゃるんですか?

袖ではなく、ハクが舞台に出入りをする花道があるんですけど、その奥の場所で座って舞台を見ています。そのまま1幕を見終えたら、楽屋に戻りつつ自動販売機で千尋さんにエナジードリンクの差し入れを買って、”今日の差し入れです“って言って毎回、持って行っていました。

──優しい!素敵なエピソードですね。

でも、そろそろ終わりかもしれないです。先が長いなと思って(笑い)。

──確かに、ロンドンまでだいぶありますからね(笑い)。ひとまず、帝劇ハクとしての過ごし方だったということで。では次の質問です。「マチソワ(※注:昼公演と夜公演)間に何を食べましたか?帝劇の出前飯で何かお気に入りのもの見つけたりしましたか?」。

実は、ほとんど食べていないんです。意外と次の公演まで時間がなくて、昼公演が終わってから40分くらいで夜公演のためのウイッグ付けが始まるので。合間の時間は、ちょっと寝ていました。

──食欲より、体力を回復させるために少し寝るほうが良かったんですね。

はい。食欲より、睡眠を優先していました。

──ちなみに、劇場に行く前の食事でこだわりとかはありますか?

いえ、とくにはないんです(笑い)。

(PART5に続く)

◇舞台『千と千尋の神隠し』公演情報
東京・帝国劇場で幕を開け、愛知・御園座公演を経て、現在は福岡・博多座で公演中(5月19日まで)。大阪・梅田芸術劇場メインホール、北海道・札幌文化芸術劇場hitaruへと公演が続く。また、日本での上演と並行して、演劇の聖地イギリス・ロンドンコロシアム劇場でも4月30日から8月24日までロングラン公演を実施。

撮影/黒石あみ

関連記事

トピックス

ドラフト1位の大谷に次いでドラフト2位で入団した森本龍弥さん(時事通信)
「二次会には絶対来なかった」大谷翔平に次ぐドラフト2位だった森本龍弥さんが明かす野球人生と“大谷の素顔”…「グラウンドに誰もいなくなってから1人で黙々と練習」
NEWSポストセブン
渡邊渚さん(撮影/藤本和典)
「私にとっての2025年の漢字は『出』です」 渡邊渚さんが綴る「新しい年にチャレンジしたこと」
NEWSポストセブン
ラオスを訪問された愛子さま(写真/共同通信社)
《「水光肌メイク」に絶賛の声》愛子さま「内側から発光しているようなツヤ感」の美肌の秘密 美容関係者は「清潔感・品格・フレッシュさの三拍子がそろった理想の皇族メイク」と分析
NEWSポストセブン
2009年8月6日に世田谷区の自宅で亡くなった大原麗子
《私は絶対にやらない》大原麗子さんが孤独な最期を迎えたベッドルーム「女優だから信念を曲げたくない」金銭苦のなかで断り続けた“意外な仕事” 
NEWSポストセブン
国宝級イケメンとして女性ファンが多い八木(本人のInstagramより)
「国宝級イケメン」FANTASTICS・八木勇征(28)が“韓国系カリスマギャル”と破局していた 原因となった“価値感の違い”
NEWSポストセブン
実力もファンサービスも超一流
【密着グラフ】新大関・安青錦、冬巡業ではファンサービスも超一流「今は自分がやるべきことをしっかり集中してやりたい」史上最速横綱の偉業に向けて勝負の1年
週刊ポスト
今回公開された資料には若い女性と見られる人物がクリントン氏の肩に手を回している写真などが含まれていた
「君は年を取りすぎている」「マッサージの仕事名目で…」当時16歳の性的虐待の被害者女性が訴え “エプスタインファイル”公開で見える人身売買事件のリアル
NEWSポストセブン
タレントでプロレスラーの上原わかな
「この体型ってプロレス的にはプラスなのかな?」ウエスト58センチ、太もも59センチの上原わかながムチムチボディを肯定できるようになった理由【2023年リングデビュー】
NEWSポストセブン
12月30日『レコード大賞』が放送される(インスタグラムより)
《度重なる限界説》レコード大賞、「大みそか→30日」への放送日移動から20年間踏み留まっている本質的な理由 
NEWSポストセブン
「戦後80年 戦争と子どもたち」を鑑賞された秋篠宮ご夫妻と佳子さま、悠仁さま(2025年12月26日、時事通信フォト)
《天皇ご一家との違いも》秋篠宮ご一家のモノトーンコーデ ストライプ柄ネクタイ&シルバー系アクセ、佳子さまは黒バッグで引き締め
NEWSポストセブン
ハリウッド進出を果たした水野美紀(時事通信フォト)
《バッキバキに仕上がった肉体》女優・水野美紀(51)が血生臭く殴り合う「母親ファイター」熱演し悲願のハリウッドデビュー、娘を同伴し現場で見せた“母の顔” 
NEWSポストセブン
六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
《六代目山口組の抗争相手が沈黙を破る》神戸山口組、絆會、池田組が2026年も「強硬姿勢」 警察も警戒再強化へ
NEWSポストセブン