猫と遊ぶだけの番組。政治家としての宣伝活動なのか…(中条氏の公式YouTubeより)
その動画内容を見ると、高齢問題、廃校問題などのテーマもあるが、中条氏がネコと戯れるだけの動画や女優との電話、ステージ衣装の紹介とそのオークション販売の告知といった番組もある。元衆議院議員で政治評論家の木下厚氏が言う。
「旧文通費は政治活動のために使われるべきもので、使途は慎重でなくてはなりません。ネコと戯れたり、女優と電話する動画は芸能人としてのPR活動で、政治家としての宣伝活動なのかは疑問。有権者にそうした言動がどう受け取られるのか、改めて見つめ直すべきではないか」
中条事務所に聞くと、「番組制作の実績を有するC社(回答では実名)に対して、撮影、動画編集、ロケーション手配等を委託し、対価を支払っていますが、いずれも適法かつ適正になされております」という趣旨の文書回答で、ネコ動画なども旧文通費で制作されているのかという質問には答えなかった(維新からは締め切りまでに回答がなかった)。
X氏に聞くと、以下の趣旨の文書回答だった。
「(中条氏のYouTubeチャンネルの動画制作は)コンペ方式でプレゼンを行い、見積もりを提出して仕事として請け負っている。それらの経費を請求しているだけである。カラオケ大会(の中条氏の出演料)はB社(回答では実名)の一般チケットの売上から支払いをしています。お互いに仕事を依頼しあっている関係ではありません」
果たして、税金の使われ方として適切なのか。
※週刊ポスト2024年6月7・14日号
