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舞台「ナビレラ」出演の声優・青山なぎさが救われた「先輩役者・川平慈英の凄さ」

5月16日の誕生日にはアーティストデビューを果たした青山

5月16日の誕生日にはアーティストデビューを果たした青山

 5月18日から開演されているミュージカル『ナビレラ─それでも蝶は舞う─』(~6月8日、シアタークリエ)。韓国のウェブ漫画が原作で、実写ドラマ化されている人気作(Netflix配信中)だ。バレエを通じ、青年と老人、そして家族の絆を描く内容がSNSを中心に話題を呼び、すでにチケットはソールドアウトになっている。この作品でミュージカルに初挑戦しているのが声優・青山なぎさ(26)だ。

 青山は『ラブライブ!スーパースター!!』(NHK)の葉月恋役で声優デビュー。同作での活動を続けながら、マルチに活躍。『めざましテレビ』(フジテレビ系列)の情報コーナー『イマドキ』でリポーターを務めるだけでなく、舞台出演や写真集の撮影などと活躍の幅を広げ、5月16日にはアーティストデビューも果たしたばかり。

 幼少期から13年間クラシックバレエを習っていた青山は、大学時代にはミュージカルサークルに所属した。彼女にとってミュージカル出演は夢のひとつでもあった。

 普段の青山はファンを楽しまることに全力投球するタイプ。サービス精神旺盛な彼女は変顔や「画伯」と評されるイラストを惜しげもなく披露する。だが、当初は、そんな“らしさ”を出せずにいた。

「知り合いが誰もいない状況で、 顔合わせの時は緊張しっぱなしで……『皆さん初めまして、よろしくお願いします』ってくらいしか言えなくて。ミュージカルで共演するのは舞台の世界の大先輩なんですよ。私が足を引っ張ったらどうしようという気持ちでいっぱいでした」

 同作は若きバレエダンサーのイ・チェロク(三浦宏規)と、70歳にして初めてバレエに挑戦するシム・ドクチュル(川平慈英)が不思議な絆で結ばれていくさまを描く。青山の役柄は、川平が演じるドクチュルの孫娘・ヘジンだ。

「慈英さんにどう接したらいいんだろうっていうのを、すごい考えてしまって。やっぱり本当にこの業界の大大大先輩で、誰もが知っている方でもあるので。どこまで孫らしく演じられるかばかり考えてしまって」

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