芸能

伊藤英明、毎朝満員電車で愛娘と登園するイクメンの顔 ママチャリで疾走する姿も近所の評判、アメリカ移住で深まった家族の絆

伊藤英明の育メン姿が目撃された

独立後は監督業にも興味を持っているという

 全身黒ずくめの屈強な男が、かわいらしいピンクのレッスンバッグを小脇に抱え、隣を歩く幼子を柔和な笑顔で見守っていた。雨がそぼ降る6月下旬のとある朝。都内の幼稚園に通う長女の手を引いて、ラッシュアワーの電車に乗る姿が目撃されたのは伊藤英明(48才)。7月1日に所属事務所を退所し、独立を発表した人気俳優である。

 2014年に一般女性と結婚し、翌年長男が誕生。2019年7月に長女をもうけた伊藤は、多忙な仕事の合間を縫って育児にも積極的に参加する“イクメン”の顔も持つ。子供の送り迎えは彼にとっては以前から毎朝の日課だったようだ。

「奥さんと、家事と育児を分担して協力体制を取っているそうです。お子さんの送り迎えは伊藤さんの担当で、上の子が幼稚園に通っていた頃は、街中をママチャリで疾走する姿が近所の評判になっていました。高級車で学校に乗りつける芸能人の保護者もいる中で、伊藤さんは満員電車にも乗るし、変装もせずにスーパーにも平気で買い物に行くような人。飾らない性格で仲のいいパパ友やママ友も大勢いるんですよ」(近隣住民)

 20代の頃は夜遊びを繰り返し、ヤンチャで鳴らした伊藤。自ら「デタラメをやることが俳優だと思っていた」と明かしたこともあるが、そんな彼の生活が一変したきっかけは、10年前の結婚と長男の誕生だった。

「お子さんが生まれてすぐアメリカに移住したのも、家族と向き合う時間を作るためだったそうです。幼い頃に慢性腎炎という大病を患った伊藤さんには、自分の闘病のために家族がバラバラになってしまった自責の念があり、もう一度“家族”をやり直したいという気持ちが強いのだとか。2人のお子さんを溺愛する一方で、しつけには厳しく、特に挨拶ができないときはしっかり叱りつけることもあるそうです」(伊藤の知人)

 時には育児方針を巡って夫婦で激しい言い合いになることもあるが、次の日に持ち越さないのが伊藤家のルール。それが家庭円満の秘訣にもなっている。

「夫婦げんかは凄絶で、彼いわく“戦争”だとか(笑い)。でも、お互いに言い合ったらそこで終わり。夫婦仲はよく、アメリカ移住で、家族の絆もいっそう深まったと聞いています」(前出・伊藤の知人)

 アメリカで過ごした経験は俳優の仕事においても大きな刺激となったようだ。事務所から独立した第一の理由は、自身のキャリアを次のステップに進めるためで海外進出も視野に入っている。伊藤は、一から出直す覚悟でさまざまな映画のオーディションを受け、現在は国内でドラマの撮影を行いながら、英会話の特訓に余念がない。

 まだ幼い長女は、俳優の仕事のことを深くは理解していないものの、スクリーンに映るパパが敵と戦うシーンなどは食い入るように見ているという。ドラマ『海猿』(フジテレビ系)では命懸けで人を助ける海上保安官、『劇場版 仮面ライダーゼロワン』では仮面ライダーエデンを演じた伊藤は、娘にとっては最強のボディーガード。頼もしいパパが一緒なら、雨の日の通園もきっと楽しいひとときだったに違いない。

※女性セブン2024年7月25日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

まだ重要な問題が残されている(中居正広氏/時事通信フォト)
中居正広氏と被害女性Aさんの“事案後のメール”に「フジ幹部B氏」が繰り返し登場する動かぬ証拠 「業務の延長線上」だったのか、残された最後の問題
週刊ポスト
生徒のスマホ使用を注意しても……(写真提供/イメージマート)
《教員の性犯罪事件続発》過去に教員による盗撮事件あった高校で「教員への態度が明らかに変わった」 スマホ使用の注意に生徒から「先生、盗撮しないで」
NEWSポストセブン
(写真/イメージマート)
《ロマンス詐欺だけじゃない》減らない“セレブ詐欺”、ターゲットは独り身の年配男性 セレブ女性と会って“いい思い”をして5万円もらえるが…性的欲求を利用した驚くべき手口 
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《ブログが主な収入源…》女優・遠野なぎこ、レギュラー番組“全滅”で悩んでいた「金銭苦」、1週間前に公表した「診断結果」「薬の処方」
NEWSポストセブン
京都祇園で横行するYouTuberによる“ビジネス”とは(左/YouTubeより、右/時事通信フォト)
《芸舞妓を自宅前までつきまとって動画を回して…》京都祇園で横行するYouTuberによる“ビジネス”「防犯ブザーを携帯する人も」複数の被害報告
NEWSポストセブン
由莉は愛子さまの自然体の笑顔を引き出していた(2021年11月、東京・千代田区/宮内庁提供)
愛子さま、愛犬「由莉」との別れ 7才から連れ添った“妹のような存在は登校困難時の良きサポート役、セラピー犬として小児病棟でも活動
女性セブン
インフルエンサーのアニー・ナイト(Instagramより)
海外の20代女性インフルエンサー「6時間で583人の男性と関係を持つ」企画で8600万円ゲット…ついに夢のマイホームを購入
NEWSポストセブン
ホストクラブや風俗店、飲食店のネオン看板がひしめく新宿歌舞伎町(イメージ、時事通信フォト)
《「歌舞伎町弁護士」のもとにやって来た相談者は「女風」のセラピスト》3か月でホストを諦めた男性に声を掛けた「紫色の靴を履いた男」
NEWSポストセブン
『帰れマンデー presents 全国大衆食堂グランプリ 豪華2時間SP』が月曜ではなく日曜に放送される(番組公式HPより)
番組表に異変?『帰れマンデー』『どうなの会』『バス旅』…曜日をまたいで“越境放送”が相次ぐ背景 
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《自宅から遺体見つかる》遠野なぎこ、近隣住民が明かす「部屋からなんとも言えない臭いが…」ヘルパーの訪問がきっかけで発見
NEWSポストセブン
2014年に結婚した2人(左・時事通信フォト)
《仲間由紀恵「妊活中の不倫報道」乗り越えた8年》双子の母となった妻の手料理に夫・田中哲司は“幸せ太り”、「子どもたちがうるさくてすみません」の家族旅行
NEWSポストセブン
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(左/Xより)
《大学時代は自由奔放》学歴詐称疑惑の田久保市長、地元住民が語る素顔「裏表がなくて、ひょうきんな方」「お母さんは『自由気ままな放蕩娘』と…」
NEWSポストセブン