芸能

フワちゃんのやす子への不適切投稿 本人は“いじり”のつもりだったか、ただ有吉やマツコの毒舌と本質的に違っていたこと

フワちゃん OFFICIAL WEBSITEより

暴言で炎上中(フワちゃん OFFICIAL WEBSITEより)

 どんな大御所が相手でも友だち口調で話しかける「タメ口キャラ」で知られるタレントのフワちゃんが、Xへの投稿が不適切すぎると炎上している。たびたび失礼な言動で物議を醸してきたフワちゃんだが、仕事のキャンセルが次々と明るみに出たことは今までになかった。臨床心理士の岡村美奈さんが、攻撃性とユーモアについて分析する。

 * * *
 日本のメダルラッシュが続くパリオリンピックでは、場外でも様々なことが起きている。選手村の食事でひと際注目を集めているのが、”マフィン・マン”が絶賛するチョコレートマフィンだ。「10点満で11点」というほどこのマフィンがお気に入りの競泳男子ノルウェー代表、ヘンリク・クリスチャンセン選手は、連日、マフィンを食べている様子をSNSで発信。様々な選手が同じような投稿をして話題になっている。

 雨になった開会式では、陸上男子走り高跳びイタリア代表のジャンマルコ・タンベリ選手が、船上パレードの途中で、結婚指輪をセーヌ川に落とすというハプニングが起きた。2日には、バドミントン中国代表で混合ダブルスで金メダルを取った黄雅瓊が表彰式後の会場で、中国の男子ダブルス代表、劉雨辰選手にプロポーズされ、スタンドの観客から大きな拍手で祝福された。

 日本では、オリンピックに絡んで残念なことが起きた。2日、お笑いタレントのやす子がSNSに投稿した文章に対して、タレントのフワちゃんが暴言を吐いて謝罪、自身がパーソナリティを務めるラジオ番組の放送が休止となる事態になっている。フワちゃんとやす子、キャラ的に対極にいるような2人の間にいったい何が起きたのか。

 最初にネットで目にした報道には、2日、やす子がXに「やす子オリンピック 生きてるだけで偉いので皆 優勝でーす」と投稿。これにフワちゃんが「予選敗退でーす」と投稿し、SNSでそれが拡散。やす子が4日夜に「とっても悲しい」と投稿し、その深夜、フワちゃんが「本当にすみません。言っちゃいけないことを言って、傷つけてしまいました」などと謝罪したとあった。

 この報道だけを見たときは、予選敗退もきついギャグだが、これまで辛辣なコメントの数々で世間を騒がせ、突拍子もない発言を繰り広げてきたフワちゃんらしいと言えばフワちゃんらしい。それだけに、彼女が謝罪するだけでは収まらず、ラジオ番組も休止するまでになるとはと首を傾げた。他の記事を探してみると、「予選敗退でーす」の前にさすがにこれはまずい、と思う暴言があったことがわかった。裏アカと間違って投稿した誤爆とも当初はささやかれていたが、どこかに投稿すれば表に出てくるリスクは避けられない。なぜ自分をコントロールできなかったのか。

関連記事

トピックス

自宅で亡くなっているのが見つかった中山美穂さん
《ずっと若いママになりたかった》子ども好きだった中山美穂さん、元社長が明かした「反対押し切り意思貫いた結婚と愛息との別れ」
週刊ポスト
連敗中でも大谷翔平は4試合連続本塁打を放つなど打撃好調だが…(時事通信フォト)
大谷翔平が4試合連続HRもロバーツ監督が辛辣コメントの理由 ドジャース「地区2位転落」で補強敢行のパドレスと厳しい争いのなか「ここで手綱を締めたい狙い」との指摘
NEWSポストセブン
伊豆急下田駅に到着された両陛下と愛子さま(時事通信フォト)
《しゃがめってマジで!》“撮り鉄”たちが天皇皇后両陛下のお召し列車に殺到…駅構内は厳戒態勢に JR東日本「トラブルや混乱が発生したとの情報はありません」
NEWSポストセブン
事実上の戦力外となった前田健太(時事通信フォト)
《早穂夫人は広島への想いを投稿》前田健太投手、マイナー移籍にともない妻が現地視察「なかなか来ない場所なので」…夫婦がSNSで匂わせた「古巣への想い」
NEWSポストセブン
2023年ドラフト1位で広島に入団した常廣羽也斗(時事通信)
《1単位とれずに痛恨の再留年》広島カープ・常廣羽也斗投手、現在も青山学院大学に在学中…球団も事実認める「本人にとっては重要なキャリア」とコメント
NEWSポストセブン
芸能生活20周年を迎えたタレントの鈴木あきえさん
《チア時代に甲子園アルプス席で母校を応援》鈴木あきえ、芸能生活21年で“1度だけ引退を考えた過去”「グラビア撮影のたびに水着の面積がちっちゃくなって…」
NEWSポストセブン
釜本邦茂さん
【追悼】釜本邦茂さんが語っていた“母への感謝” 「陸上の五輪候補選手だった母がサッカーを続けさせてくれた」
週刊ポスト
有田哲平がMCを務める『世界で一番怖い答え』(番組公式HPより)
《昭和には“夏の風物詩”》令和の今、テレビで“怖い話”が再燃する背景 ネットの怪談ブームが追い風か 
NEWSポストセブン
異物混入が発覚した来来亭(HP/Xより)
《ラーメンにウジ虫混入騒動》体重減少、誹謗中傷、害虫対策の徹底…誠実な店主が吐露する営業再開までの苦難の40日間「『頑張ってね』という言葉すら怖く感じた」
NEWSポストセブン
暴力問題で甲子園出場を辞退した広陵高校の中井哲之監督と会見を開いた堀正和校長
【「便器なめろ」の暴言も】広陵「暴力問題」で被害生徒の父が初告白「求めるのは中井監督と堀校長の謝罪、再発防止策」 監督の「対外試合がなくなってもいいんか?」発言を否定しない学校側報告書の存在も 広陵は「そうしたやりとりはなかった」と回答
NEWSポストセブン
イギリス出身のインフルエンサーであるボニー・ブルー(本人のインスタグラムより)
《過激すぎる》イギリス公共放送が制作した金髪美女インフルエンサー(26)の密着番組、スポンサーが異例の抗議「自社製品と関連づけられたくない」 
NEWSポストセブン
悠仁さまに関心を寄せるのは日本人だけではない(時事通信フォト)
〈悠仁親王の直接の先輩が質問に何でも答えます!〉中国SNSに現れた“筑波大の先輩”名乗る中国人留学生が「投稿全削除」のワケ《中国で炎上》
週刊ポスト