事実上の戦力外となった前田健太(時事通信フォト)
ヤンキースとマイナー契約を結んだ前田健太投手(37)。8月9日(日本時間10日)、傘下の3Aスクラントンの一員として、ペンシルべニア州アレンタウンで移籍後初となるフィリーズ傘下3Aリーハイバレー戦に先発し、6回5安打1失点の7奪三振と好投したが黒星を喫した。
2016年に海を渡ってから5球団目となるチームで、メジャー昇格を目指している。スポーツライターが語る。
「前田投手は2年契約を結んでいた2年目の今年、タイガースから事実上の戦力外となり、5月にカブスとマイナー契約を結びました。8月に前田投手は自身のSNSで『悩みましたが、やはり選手として挑戦する事、よりチャンスがある環境でプレーする事が大切だと思い移籍を選びました』と経緯を明かしました。
今春に帰国した妻子と離れ、単身でアメリカに残って夢を追い続けるようです」
だが、移籍初戦は2012年に結婚した早穂夫人(39)や子どもたちが日本から訪れ、近くで見守っていたようだ。
「早穂夫人はSNSで『なかなか来ない場所なので、大学も見学へ』として、前田投手の初登板の試合が行われたペンシルベニア州を訪れ、地元の大学を見学する動画を投稿していました。お子さんたちが動物園をめぐるシーンもあり、夏休みに家族で前田投手の応援に駆け付けていたのかもしれません」(同前)
早穂夫人や子どもたちは日本に帰国してからも、前田投手を勇気づけるために渡米してきた。