国内

《“絶叫”ではなく冷静に》宮崎地震 NHKは中山果奈アナ→井上二郎アナの“豪華リレー”「能登半島地震の検証」から生まれた「落ち着いたアナウンス」

NHK・中山果奈アナ(HPより)

NHK・中山果奈アナ(HPより)

 8月8日午後4時43分頃、九州地方で強い地震が発生。宮崎南部平野部では震度6弱、宮崎南部山沿、鹿児島大隅では震度5強、鹿児島薩摩では震度5弱を観測するなどし、津波警報等も発表されている。

 今回の地震では、九州新幹線と西九州新幹線が一時運転を見合わせていたが、同日午後5時20分までに全線で運転再開。しかし被害状況はまだ見えておらず、テレビ各局も地震の報道に切り替え、対象地域には引き続き警戒を呼びかけるなどしている。

 そんな中、地震直後からニュースを読み続けていたのがNHKの中山果奈アナウンサーだ。ネット上では〈中山アナの、続々入ってくる情報を落ち着いて伝える冷静な対応に感心〉〈中山アナのアナウンス、さすが安定しています〉などと、その冷静なアナウンスが注目された。

「開催中のパリ五輪で開会式のキャスターも務めた中山アナ。パリから帰国後、喉の調子が悪かったのかここ数日休んでいましたが、ちょうど今日復帰したタイミングでした。お昼のニュースを読んだあと、そのまま今回の地震報道を担当することになったようです」(スポーツ紙記者)

 NHKの公式ホームページによると、中山アナはアナウンス室内で、津波などに関する報道を検討するチームのリーダーを2年間務めてきたという。今年1月1日に発生した能登半島地震の際には、山内泉アナと中山アナが「急いで逃げてください!」などと強い口調で避難を呼びかける「絶叫リレー」も話題になった。

「そんな『NHKアナウンサーの命を守る呼びかけに関する一連の取り組み』は、5月末に贈賞式が行われた『第61回ギャラクシー賞』の報道活動部門で大賞を受賞したほど高く評価されました。代表で登壇した井上二郎アナ(50)は、災害の遺族らの思いを聞いてきたと振り返りながら、『これからも言葉の力を信じて活動を続けていきたい』と述べていました。特に井上アナはこれまでも災害報道に熱心に携わっており、それが評価されての登壇になったようです」(テレビ局関係者)

関連キーワード

関連記事

トピックス

“激太り”していた水原一平被告(AFLO/backgrid)
《またしても出頭延期》水原一平被告、気になる“妻の居場所”  昨年8月には“まさかのツーショット”も…「子どもを持ち、小さな式を挙げたい」吐露していた思い
NEWSポストセブン
初めて万博を視察された愛子さま(2025年5月9日、撮影/JMPA)
《万博ご視察ファッション》愛子さま、雅子さまの“万博コーデ”を思わせるブルーグレーのパンツスタイル
NEWSポストセブン
尹錫悦前大統領(左)の夫人・金建希氏に贈賄疑惑(時事通信フォト)
旧統一教会幹部が韓国前大統領夫人に“高級ダイヤ贈賄”疑惑 教会が推進するカンボジア事業への支援が目的か 注目される韓国政界と教会との蜜月
週刊ポスト
憔悴した様子の永野芽郁
《憔悴の近影》永野芽郁、頬がこけ、目元を腫らして…移動時には“厳戒態勢”「事務所車までダッシュ」【田中圭との不倫報道】
NEWSポストセブン
現行犯逮捕された戸田容疑者と、血痕が残っていた犯行直後の現場(左・時事通信社)
【東大前駅・無差別殺人未遂】「この辺りはみんなエリート。ご近所の親は大学教授、子供は旧帝大…」“教育虐待”訴える戸田佳孝容疑者(43)が育った“インテリ住宅街”
NEWSポストセブン
近況について語った渡邊渚さん(撮影/西條彰仁)
【エッセイ連載再開】元フジテレビアナ・渡邊渚さんが綴る近況「目に見えない恐怖と戦う日々」「夢と現実の区別がつかなくなる」
NEWSポストセブン
『続・続・最後から二番目の恋』が放送中
ドラマ『続・続・最後から二番目の恋』も大好評 いつまでのその言動に注目が集まる小泉今日子のカッコよさ
女性セブン
事務所独立と妊娠を発表した中川翔子。
【独占・中川翔子】妊娠・独立発表後初インタビュー 今の本音を直撃! そして“整形疑惑”も出た「最近やめた2つのこと」
NEWSポストセブン
田中圭
《田中圭が永野芽郁を招き入れた“別宅”》奥さんや子どもに迷惑かけられない…深酒後は元タレント妻に配慮して自宅回避の“家庭事情”
NEWSポストセブン
ニセコアンヌプリは世界的なスキー場のある山としても知られている(時事通信フォト)
《じわじわ広がる中国バブル崩壊》建設費用踏み倒し、訪日観光客大量キャンセルに「泣くしかない」人たち「日本の話なんかどうでもいいと言われて唖然とした」
NEWSポストセブン
北海道札幌市にある建設会社「花井組」SNSでは社長が従業員に暴力を振るう動画が拡散されている(HPより、現在は削除済み)
《暴力動画拡散の花井組》 上半身裸で入れ墨を見せつけ、アウトロー漫画のLINEスタンプ…元従業員が明かした「ヤクザに強烈な憧れがある」 加害社長の素顔
NEWSポストセブン
趣里と父親である水谷豊
《趣里が結婚発表へ》父の水谷豊は“一切干渉しない”スタンス、愛情溢れる娘と設立した「新会社」の存在
NEWSポストセブン