バラエティ番組『日曜ビッグバラエティ』(テレビ東京系)で蜂の巣駆除に挑戦。「ロケの天才・オードリー春日さんとご一緒できて光栄でした!」(神田アナ)
情報アナとの哀しき格差
中村:正直なことを言ってもいいですか? 神田さんって、どうしてNHKに入ったんですか?
宮崎:私もそれ、気になっていました。
神田:自分では向いていたと思っているんですよ。報道志望でもあったので。
いまも目標にしているのは安藤優子さんで、まったく変わっていません。
──ただ、ここまでバラエティで成功されると、この先すぐに報道へはいけないかもしれませんね。
宮崎:『ラジかるッ』も前半にストレートなニュースコーナーがあったんですよ。でも日テレの場合は完全に報道局のほうが強かったので、映像素材の貸し借りでスタッフさんが揉めている姿を多々見てきました。
それと災害時、アナウンサー全員に報道局への出動指示が出たのに、「お前がヘルメットを被っていたら『高校生クイズ』と勘違いされるから、電話番をしてろ」と言われたことがあります。それって、ピンポ~ンと鳴るヘルメットのことですよね。
中村:(苦笑)。でも、良い意味で、スタッフさんもバラエティの女性アナウンサーには言いやすいんだと思います。たぶん私たちの立ち位置ってスタッフさんに近い。報道系の女性アナウンサーには男性スタッフも、すごく気を遣っていて驚きました。格差ですよね……。
宮崎:報道の人とはタクシーの質も全然違うんですよね。お抱えタクシーがいてカーテンも付いている。報道の人とタクシーで帰る際に、その事実を知りました。