「イケメン東大生」企画に自ら参加
兵庫県の関係者は「知事は“見え方”にも気を遣う」と証言する。
「公務やイベント参加の際は容姿を確認するため、知事専用の控え室や鏡が必須だと多くの職員が回答しています。ある広報関係者は専用の顔写真を加工するソフトを使わされているという話もありましたよ」
こうした“目立ちたがり屋”とも思える一面は、「学生時代から変わらないですよ」と証言するのは斎藤知事の地元の知人男性だ。
「彼は大学1年生の頃、『イケメン東大生』を募集する民放のバラエティ番組のオーディションに自ら応募して出たことがあるんですよ。その時は地元でも結構話題になっていて、私も番組を見ましたよ。
たしか女の子を口説くような企画で、『カッコつけて』とでも指示されたのか、普段は吸わないタバコをふかすようなシーンもありました。自分の容姿が良いという認識は当時からあったんじゃないかな」
出直し選に向けて、斎藤氏は会見で「恐らく一人でやっていくことになる。自分流の選挙をどういう風にできるのか、これも一つの挑戦だと思う」と語った。
持ち前の“自己プロデュース力”が発揮されるのか──。今後もしばらくは、斎藤氏の動きから目が離せない。