芸能

ドラマ『アンチヒーロー』で衣装に関する“200万円請求書”騒動 長谷川博己のオリジナルコート制作費をめぐってスタイリストと制作サイドが衝突か

4月クールに『アンチヒーロー』で主演をつとめた長谷川博己

4月クール『アンチヒーロー』で主演をつとめた長谷川博己

「ドラマが終わってもうすぐ4か月が経とうというのに、まだあの問題がくすぶったままだとは……」──。テレビ局関係者が嘆息するのは、今年4月クールに日曜劇場で放送されたドラマ『アンチヒーロー』(TBS系)についてだ。

 長谷川博己(47才)を主演に迎え、全話の平均視聴率は10.8%。4月期のドラマではナンバーワンのヒット作となった。4年ぶりのドラマ主演を務めた長谷川が演じたのは、殺人をも無罪にしてしまう弁護士・明墨正樹。

 長谷川の不気味な演技の虜になった視聴者も多かったが、さらに明墨弁護士を印象的なキャラクターに仕立て上げたのが衣装だ。

「襟を立て、ウエストベルトを無造作に結んだベージュのロングコートは、礼節をわきまえない明墨の性格を連想させるのにピッタリでした。

 長谷川さんがあまりにスタイリッシュに着こなしたため、初回から注目を集め、瞬く間に明墨のトレードマークに。このコートはどのブランドのものなのか、どこで買えるのかなど視聴者の間で話題になりました。

 でも、まさにそのコートをめぐってトラブルが勃発してしまったんです」(芸能関係者)

 本作で長谷川のスタイリングを担当したA氏は、数多の有名俳優から指名を受ける敏腕スタイリストだ。

「長谷川さんとAさんは、朝ドラ『まんぷく』(NHK、2018年)でタッグを組んだのを機に意気投合。以来、長谷川さんの衣装は、ほとんどAさんが担当するようになりました」(前出・テレビ局関係者)

『アンチヒーロー』でも、長谷川はAさんの意見を頼りに、明墨の衣装イメージをともに作り上げていったという。

「劇中で、明墨が丸いサングラスをかけているシーンがよくありましたが、このサングラスも長谷川さんとAさんのアイディア。コートにもよく合っていると、長谷川さんはかなり気に入っていたそうです。このサングラスもコート同様に注目を集めました」(前出・テレビ局関係者)

 世間の反応に、長谷川とA氏は手ごたえを感じたのだろう。

関連キーワード

関連記事

トピックス

自身のYouTubeで新居のルームツアー動画を公開した板野友美(YouTubeより)
《超高級バッグ90個ズラリ!》板野友美「家賃110万円マンション」「エルメス、シャネル」超絶な財力の源泉となった“経営するブランドのパワー” 専門家は「20~30代の支持」と指摘
NEWSポストセブン
濱田よしえ被告の凶行が明らかに(右は本人が2008年ごろ開設したHPより、現在削除済み、画像は一部編集部で加工しております)
「未成年の愛人を正常に戻すため、神のシステムを破壊する」占い師・濱田淑恵被告(63)が信者3人とともに入水自殺を決行した経緯【共謀した女性信者の公判で判明】
NEWSポストセブン
指定暴力団山口組総本部(時事通信フォト)
《外道の行い》六代目山口組が「特殊詐欺や闇バイト関与禁止」の厳守事項を通知した裏事情 ルールよりシノギを優先する現実“若いヤクザは仁義より金、任侠道は通じない”
NEWSポストセブン
志村けんさんが語っていた旅館への想い
《5年間空き家だった志村けんさんの豪邸が更地に》大手不動産会社に売却された土地の今後…実兄は「遺品は愛用していた帽子を持って帰っただけ」
NEWSポストセブン
暑くなる前に行くバイクでツーリングは爽快なのだが(写真提供/イメージマート)
《猛暑の影響》旧車會が「ナイツー」するように 住民から出る不満「夜、寝てるとブンブン聞こえてくる」「エンジンかけっぱなしで眠れない」
NEWSポストセブン
寄り添って歩く小室さん夫妻(2025年5月)
《木漏れ日のなかベビーカーを押す海外生活》眞子さん、苦渋の決断の背景に“寂しい思いをしている”小室圭さん母・佳代さんの親心
NEWSポストセブン
自殺教唆の疑いで逮捕された濱田淑恵被告(62)
《信者の前で性交を見せつけ…》“自称・創造主”占い師の濱田淑恵被告(63)が男性信者2人に入水自殺を教唆、共謀した信者の裁判で明かされた「異様すぎる事件の経緯」
NEWSポストセブン
米インフルエンサー兼ラッパーのリル・テイ(Xより)
金髪ベビーフェイスの米インフルエンサー(18)が“一糸まとわぬ姿”公開で3時間で約1億5000万円の収益〈9時から5時まで働く女性は敗北者〉〈リルは金持ち、お前は泣き虫〉
NEWSポストセブン
「第42回全国高校生の手話によるスピーチコンテスト」に出席された佳子さま(時事通信フォト)
《ヘビロテする赤ワンピ》佳子さまファッションに「国産メーカーの売り上げに貢献しています」専門家が指摘
NEWSポストセブン
サントリー新浪剛史会長が辞任したことを発表した(時事通信フォト)
《総スカン》違法薬物疑惑で新浪剛史サントリー元会長が辞任 これまでの言動に容赦ない声「45歳定年制とか、労働者を苦しめる発言ばかり」「生活のあらゆるとこにでしゃばりまくっていた」
NEWSポストセブン
王子から被害を受けたジュフリー氏、若き日のアンドルー王子(時事通信フォト)
《エプスタイン事件の“悪魔の館”内部写真が公開》「官能的な芸術品が壁にびっしり」「一室が歯科医院に改造されていた」10代少女らが被害に遭った異様な被害現場
NEWSポストセブン
初の海外公務を行う予定の愛子さま(写真/共同通信社 )
愛子さま、インスタに投稿されたプライベート感の強い海水浴写真に注目集まる “いいね”は52万件以上 日赤での勤務をおろそかにすることなく公務に邁進
女性セブン