芸能

《5人の素顔から読み解く「嵐」の人気》小倉智昭が“いいな”と感じた瞬間 根底にあるのは「5人が“嵐愛”にあふれていること」

活動休止後、アジア4都市を回るプロモーションツアー「JET STORM」を行うことを会見で明かした5人('19年11月)

彼ら5人が“嵐愛”にあふれている(2019年11月)

 11月3日にデビュー25周年を迎える嵐。まさに国民的アイドルグループそのものである大野智(43才)、櫻井翔(42才)、相葉雅紀(41才)、二宮和也(41才)、松本潤(41才)の5人は、いかにして多くの人から愛される存在になったのか。関係者が明かす彼らの素顔を通して、「嵐」という社会現象を読み解く──。【全3回の第3回。第1回を読む】

 誰からも愛されるトップアイドルに成長した5人の「本当の素顔」はどのようなものか。

「驚いたのは、彼らが全員一緒になって大部屋の楽屋にいたこと。どのテレビ局でもそうだから“この連中はいいな”と思ったよ」

 そう語るのはタレントの小倉智昭さん(77才)。2006年から2010年まで放送された『嵐の宿題くん』(日本テレビ系)で共演し、その後も公私にわたり交流を続ける小倉さんは「5人ともプライベートでの気遣いがすごい」と語る。

「大野くんは絵の展覧会を開くと、展示品とは別の自作の作品をプレゼントしてくれます。翔くんは頭がよくてお父さんも官僚なので、質問してくる内容が知的。でも彼は高所恐怖症で、松潤の演出でステージの高いところに行くのを怖がるかわいい面もある。

 相葉くんは共演者にものすごく好かれるタイプで、気難しい寺尾聰の懐に入っていて驚きました。ニノは誕生日にギターをあげたら東京ドームのライブでわざわざそのギターを使ってくれた律儀な男。松潤の誕生日にも私が使っていた腕時計をプレゼントしたらいまでも大事に使ってくれて、テレビに出ているときにチラッと見えることがあります。

 ぼくの誕生日前には全員で“今年はオグさんに何をあげようか”といろいろ考えてくれます。仕事仲間を超えた関係性ですね」

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