家族そろって、幸せをかみしめた(写真/AFLO)

家族そろって、幸せをかみしめた(写真/AFLO)

 お祝いムードによって大谷の態度も和らいだのだろう。そんな中、彼の“菩薩”の顔を再び“般若”に変えたメディアがあった。優勝の瞬間、マウンド付近に集まりチームメートやコーチらと優勝の喜びを分かち合っていた大谷は、球団関係者らしき男性から声をかけられ、一度は促された方向へと歩き出した。 

 しかし、視線の先に取材陣の顔を見つけるや、グワッと険しい表情に変わり、“オレはそっちには行きたくない。取材は受けたくない”とばかりに手を振りながら踵を返したのだ。 

「どうも取材の呼び出しだったようで、向かった先にいた相手がよくなかった。大谷選手に取材拒否されたのは、まさにその場面を生中継していたフジテレビ。カメラマンのそばにはフジに雇われた巨人OBの元木大介さんが笑顔で手招きしていたのですが、大谷選手は一瞥しただけで目も合わせず、そっぽを向いた。 

 実は、同じタイミングで、NHKのインタビュー取材には笑顔で応じていたので、フジを拒絶したことが、余計に目立った格好です」(現地特派員) 

 日本球界の先輩がにこやかに声をかけても、大谷がフジテレビの取材を拒絶したのは、今年5月の「新居報道」が原因とされている。 

 入居前だったにもかかわらず、大谷がロスに購入した新居を“過剰取材”して大谷を激怒させた、あの騒動だ。フジテレビは近隣住民にまで突撃インタビューを敢行し、新居の所在を全世界に公開する格好に。大谷の怒りを受けた球団は一時、フジテレビの取材パスを剥奪したと報じられた。結局、大谷は購入した新居に引っ越すことなく売却の意思を固め、最近、新たな新居を購入した。 

 さらに、騒動から約半年を経たこの10月にも、フジテレビはスターの怒りを再燃させるような騒動を起こしていた。 

「大谷選手が出席したワールドシリーズ開幕前日の会見で、新居報道にもかかわっていたフジのロサンゼルス支局長が、ほかの報道陣をかき分けて大谷選手に強引にマイクを突き出し、警備員から羽交い締めにされていたことが報じられました。 

 半年もの間、一切反省していなかった厚顔を見せつけられた大谷選手の怒りは相当なものでしょう。そうした態度が印象に残っていたため、優勝直後のお祝いムードにもかかわらず、フジの取材を拒絶したのではないか」(前出・現地特派員) 

女性セブン20241121日号 

関連キーワード

関連記事

トピックス

熱愛が報じられた長谷川京子
《磨きがかかる胸元》長谷川京子(47)、熱愛報道の“イケメン紳士”は「7歳下の慶應ボーイ」でアパレル会社を経営 タクシー内キスのカレとは破局か
NEWSポストセブン
水原一平受刑者の一連の賭博スキャンダルがアメリカでドラマ化(gettyimages /共同通信社)
《大谷翔平に新たな悩みのタネ》水原一平受刑者を題材とした米ドラマ、法的な問題はないのか 弁護士が解説する“日米の違い”
NEWSポストセブン
広末涼子(時事通信フォト)
《時速180キロで暴走…》広末涼子の“2026年版カレンダー”は実現するのか “気が引けて”一度は制作を断念 最近はグループチャットに頻繁に“降臨”も
NEWSポストセブン
三笠宮妃百合子さまの墓を参拝された天皇皇后両陛下(2025年12月17日、撮影/JMPA)
《すっごいステキの声も》皇后雅子さま、哀悼のお気持ちがうかがえるお墓参りコーデ 漆黒の宝石「ジェット」でシックに
NEWSポストセブン
前橋市長選挙への立候補を表明する小川晶前市長(時事通信フォト)
〈支援者からのアツい期待に応えるために…〉“ラブホ通い詰め”小川晶氏の前橋市長返り咲きへの“ストーリーづくり”、小川氏が直撃に見せた“印象的な一瞬の表情”
NEWSポストセブン
熱愛が報じられた新木優子と元Hey!Say!JUMPメンバーの中島裕翔
《20歳年上女優との交際中に…》中島裕翔、新木優子との共演直後に“肉食7連泊愛”の過去 その後に変化していた恋愛観
NEWSポストセブン
金を稼ぎたい、モテたい、強くなりたい…“関節技の鬼” 藤原組長が語る「個性を磨いた新日本道場の凄み」《長州力が不器用さを個性に変えられたワケ》
金を稼ぎたい、モテたい、強くなりたい…“関節技の鬼” 藤原組長が語る「個性を磨いた新日本道場の凄み」《長州力が不器用さを個性に変えられたワケ》
NEWSポストセブン
記者会見に臨んだ国分太一(時事通信フォト)
《長期間のビジネスホテル生活》国分太一の“孤独な戦い”を支えていた「妻との通話」「コンビニ徒歩30秒」
NEWSポストセブン
イギリス出身のお騒がせ女性インフルエンサーであるボニー・ブルー(EPA=時事)
《“勝者と寝る”過激ゲームか》カメラ数台、USBメモリ、ジェルも押収…金髪美女インフルエンサー(26)が“性的コンテンツ制作”で逮捕されなかった背景【バリ島から国外追放】
NEWSポストセブン
「鴨猟」と「鴨場接待」に臨まれた天皇皇后両陛下の長女・愛子さま
(2025年12月17日、撮影/JMPA)
《ハプニングに「愛子さまも鴨も可愛い」》愛子さま、親しみのあるチェックとダークブラウンのセットアップで各国大使らをもてなす
NEWSポストセブン
SKY-HIが文書で寄せた回答とは(BMSGの公式HPより)
〈SKY-HIこと日高光啓氏の回答全文〉「猛省しております」未成年女性アイドル(17)を深夜に自宅呼び出し、自身のバースデーライブ前夜にも24時過ぎに来宅促すメッセージ
週刊ポスト
今年2月に直腸がんが見つかり10ヶ月に及ぶ闘病生活を語ったラモス瑠偉氏
《直腸がんステージ3を初告白》ラモス瑠偉が明かす体重20キロ減の壮絶闘病10カ月 “7時間30分”命懸けの大手術…昨年末に起きていた体の異変
NEWSポストセブン