芸能

《2025年6月までに全員除隊》BTS、メンバーの兵役終了後に一気に活動本格化か SUGAの飲酒騒動に続くトラブル発生への懸念、所属事務所の内部分裂…再始動を急ぐ事情

メンバーの兵役終了後に活動本格化の可能性がある韓国の音楽グループ『BTS』(時事通信フォト)

メンバーの兵役終了後に活動本格化の可能性がある韓国の音楽グループ『BTS』(時事通信フォト)

「(BTSの)メンバーたちと、2026年の活動について話し合っている」──。韓国の音楽グループ『BTS』の所属事務所幹部が11月5日にした発言が、大きな波紋を呼んだ。現在、BTSはメンバーの兵役などを理由に活動休止中だ。昨年8月、陸軍入隊を控えたリーダーのRM(30才)は「再始動は、(全員の兵役が終わる)2025年になるだろう。必ず戻ってくる!」と宣言していた。それだけに、幹部が冒頭のように「2026年の活動」と話したことに対し、「復活は2025年じゃないの?」と困惑するARMY(BTSファンの愛称)が続出したのだ。

「実際には、再始動の延期を意味するものではありません。この発言は事務所の業績を発表する場でのもの。“2026年の業績予測は?”という質問への回答が独り歩きしてしまっただけで、2025年の活動が白紙なわけではないんです」(韓国在住ジャーナリスト)

 むしろ、全員が兵役を終える来夏以降、一気に活動を本格化する必要に迫られているようだ。

「韓国の男性アイドルにとって、兵役は悩みの種です。1年半〜2年弱に及ぶブランクでファンが離れ、解散してしまったグループもあるほど。再始動は早いに越したことはありません」(韓国在住ライター)

 実際、10月17日に兵役を終えたJ-HOPE(30才)は、6月に除隊したJIN(31才)に続いて早速ソロ活動を再開している。

「兵役真っ只中のメンバーも、事前に“仕込んだ”楽曲や映像作品が続々と発表されるなど、ファン離れ防止に余念がありません」(前出・韓国在住ライター)

 残る5人のメンバーは、来年6月に除隊予定。そのうちの1人、SUGA(31才)は8月、電動スクーターの飲酒運転で立件された。

「もともと意識が高く、メンバーの結びつきが強いBTSでさえ、SUGAのようなトラブルが起きたわけです。除隊後のソロ活動が長くなれば、その間に新たな問題が起きないとも限らない。そんな事務所の焦りもうかがえます」(前出・韓国在住ジャーナリスト)

 事務所が抱える“お家騒動”の影響も大きい。

「内部分裂に加え、他事務所のアーティストへの侮辱表現が含まれる社内文書が流出し、事務所は世間からの批判にさらされています。BTSが復活すれば事務所への風当たりが弱まるのではという思惑もあり、むしろ再始動を急いでいるんです」(前出・韓国在住ライター、以下同)

 メンバーの心の中では、活動休止前にARMYと交わした「2025年に」という約束が色褪せていないようだ。

「まずは国内の土台を強固にするため、2025年中に、韓国でのライブで本格的に再始動するという見方が根強いです。その配信が、日本のARMYとBTSの“再会”になるでしょう。それに続いて、日本を含むワールドツアーが開催されるとみられています」

 互いを想い、離れて過ごす期間が長かった分、再会は最高の瞬間になるはずだ。

※女性セブン2024年11月28日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

2013年に結婚した北島康介と音楽ユニット「girl next door」の千紗
《不倫報道で沈黙続ける北島康介》元ボーカル妻が過ごす「いつも通りの日常」SNSで垣間見えた“現在の夫婦関係”
NEWSポストセブン
秋篠宮家の長男・悠仁さまの成年式が行われた(2025年9月6日、写真/宮内庁提供)
《凜々しきお姿》成年式に臨まれた悠仁さま 筑波大では「やどかり祭」でご友人とベビーカステラを販売、自転車で構内を移動する充実したキャンパスライフ
NEWSポストセブン
中途採用応募者が急に増えて担当者は困惑(写真提供/イメージマート)
《SNSの偽情報で実害》中途採用に「条件満たさない」応募者が激増した企業、勝手にFラン認定された大学は「少子化の中、学生に来てもらう努力を踏み躙られた」
NEWSポストセブン
趣里(左)の結婚発表に沈黙を貫く水谷豊(右=Getty Images)
趣里の結婚発表に沈黙を貫く水谷豊、父と娘の“絶妙な距離感” 周囲が気を揉む水谷監督映画での「初共演」への影響
週刊ポスト
日本復帰2戦目で初勝利を挙げたDeNAの藤浪晋太郎(時事通信フォト)
横浜DeNA・藤浪晋太郎を大事な局面で起用する三浦大輔監督のしたたかな戦略 相手ファンからブーイングを受ける“ヒール”がCSの行方を左右する
週刊ポスト
宮路拓馬・外務副大臣に“高額支出”の謎(時事通信フォト)
【スクープ】“石破首相の側近”宮路拓馬・外務副大臣が3年間で「地球24週分のガソリン代」を政治資金から支出 事務所は「政治活動にかかる経費」と主張
週刊ポスト
15人の大家族「うるしやま家」(公式HPより)
《ビッグダディと何が違う?》フジが深夜23時に“大家族モノ”を異例の6週連続放送 今、15人大家族「うるしやま家」が人気の背景 
NEWSポストセブン
自身のYouTubeで新居のルームツアー動画を公開した板野友美(YouTubeより)
《超高級バッグ90個ズラリ!》板野友美「家賃110万円マンション」「エルメス、シャネル」超絶な財力の源泉となった“経営するブランドのパワー” 専門家は「20~30代の支持」と指摘
NEWSポストセブン
高校ゴルフ界の名門・沖学園(福岡県博多区)の男子寮で起きた寮長による寮生らへの暴力行為が明らかになった(左上・HPより)
《お前ら今日中に殺すからな》ゴルフの名門・沖学園「解雇寮長の暴力事案」被害生徒の保護者らが告発、写真に残された“蹴り、殴打、首絞め”の傷跡と「仕置き部屋」の存在
NEWSポストセブン
濱田よしえ被告の凶行が明らかに(右は本人が2008年ごろ開設したHPより、現在削除済み、画像は一部編集部で加工しております)
「未成年の愛人を正常に戻すため、神のシステムを破壊する」占い師・濱田淑恵被告(63)が信者3人とともに入水自殺を決行した経緯【共謀した女性信者の公判で判明】
NEWSポストセブン
指定暴力団山口組総本部(時事通信フォト)
《外道の行い》六代目山口組が「特殊詐欺や闇バイト関与禁止」の厳守事項を通知した裏事情 ルールよりシノギを優先する現実“若いヤクザは仁義より金、任侠道は通じない”
NEWSポストセブン
志村けんさんが語っていた旅館への想い
《5年間空き家だった志村けんさんの豪邸が更地に》大手不動産会社に売却された土地の今後…実兄は「遺品は愛用していた帽子を持って帰っただけ」
NEWSポストセブン