芸能

《結婚は今世で12回目》竹内まりや・山下達郎夫妻の”魂レベル”の結びつきをさらに強くする「プラセボ効果」について心理士が解説

滅多に表舞台に登場しない竹内まりや(時事通信フォト)

滅多に表舞台に登場しない竹内まりや(時事通信フォト)

 鰯の頭も信心から、病は気からなど、客観的には思い込みに見えることでも、本気で信じることがポジティブな効果をもたらすことは古くから言われてきたことだ。臨床心理士の岡村美奈さんが、竹内まりや、山下達郎のおしどり夫婦ぶりを後押しする「プラセボ効果」について解説する。

 * * *
「結婚は今世で12回目」というタイトルに思わずクリックした。映画でよくあるエジプトのファラオみたいな話だが、そんなコメントを『家庭画報』で語ったのは(2024年11月号)シンガーソングライターの竹内まりやさんだ。彼女の夫は、同じくシンガーソングライターで音楽プロデューサーの山下達郎さん。ともに日本を代表するアーティストである。

 おしどり夫婦としても有名な2人について、NEWSポストセブンに「《結婚42周年》竹内まりや、夫・山下達郎とのあまりに深い絆『結婚は今世で12回目』夫婦の結びつきは”魂レベル”」という記事が載った。日本を代表するシンガーながら、竹内さんが表舞台に登場することはほとんどない。活動をセーブしてきたのは、公私にわたるパートナーである夫への深い愛情からだという。記事によると「彼のことは本気で音楽界の人間国宝だと思っている」というエピソードとともに、いかに彼女が山下さんを尊敬しているかがわかる。

 その極めつきが、”魂レベル”の結びつきを語ったという『家庭画報』で、前世がわかるとかいうアメリカ人女性に「『あなたはこれまでの過去世で、今のご主人と11回結婚していますね。今世で12回目です』って、どんだけ~?(笑)」と発言、相性の良さを語っているという。仲良し夫婦で相性がいいと思っているところに、本当かどうかわからないが、そうだろう、そうでありたいと思えるお告げがあれば愛情はさらにアップ。自分たち夫婦の相性は抜群、愛情は不滅という思い込みを強化することになる。アメリカ人女性のお告げが「プラセボ効果」になったのだ。

関連キーワード

関連記事

トピックス

12月9日に62歳のお誕生日を迎えられた雅子さま(時事通信フォト)
《メタリックに輝く雅子さま》62歳のお誕生日で見せたペールブルーの「圧巻の装い」、シルバーの輝きが示した“調和”への希い
NEWSポストセブン
宮崎あおい
《主演・大泉洋を食った?》『ちょっとだけエスパー』で13年ぶり民放連ドラ出演の宮崎あおい、芸歴36年目のキャリアと40歳国民的女優の“今” 
NEWSポストセブン
悠仁さまが2026年1月2日に皇居で行われる「新年一般参賀」に出席される見通し(写真/JMPA)
悠仁さまが新年一般参賀にご出席の見通し、愛子さまと初めて並び立たれる場に 来春にはUAE大統領来日時の晩餐会で“外交デビュー”の可能性も、ご活躍の場は増すばかり
女性セブン
大谷翔平選手と妻・真美子さん
《チョビ髭の大谷翔平がハワイに》真美子さんの誕生日に訪れた「リゾートエリア」…不動産ブローカーのインスタにアップされた「短パン・サンダル姿」
NEWSポストセブン
日本にも「ディープステート」が存在すると指摘する佐藤優氏
佐藤優氏が明かす日本における「ディープステート」の存在 政治家でも官僚でもなく政府の意思決定に関わる人たち、自らもその一員として「北方領土二島返還案」に関与と告白
週刊ポスト
会社の事務所内で女性を刺したとして中国籍のリュウ・カ容疑者が逮捕された(右・千葉県警察HPより)
《いすみ市・同僚女性を社内で刺殺》中国籍のリュウ・カ容疑者が起こしていた“近隣刃物トラブル”「ナイフを手に私を見下ろして…」「窓のアルミシート、不気味だよね」
NEWSポストセブン
石原さとみ(プロフィール写真)
《ベビーカーを押す幸せシーンも》石原さとみのエリート夫が“1200億円MBO”ビジネス…外資系金融で上位1%に上り詰めた“華麗なる経歴”「年収は億超えか」
NEWSポストセブン
ハワイ別荘の裁判が長期化している(Instagram/時事通信フォト)
《大谷翔平のハワイ高級リゾート裁判が長期化》次回審理は来年2月のキャンプ中…原告側の要求が認められれば「ファミリーや家族との関係を暴露される」可能性も
NEWSポストセブン
神田沙也加さんはその短い生涯の幕を閉じた
《このタイミングで…》神田沙也加さん命日の直前に元恋人俳優がSNSで“ホストデビュー”を報告、松田聖子は「12月18日」を偲ぶ日に
NEWSポストセブン
高羽悟さんが向き合った「殺された妻の血痕の拭き取り」とは
「なんで自分が…」名古屋主婦殺人事件の遺族が「殺された妻の血痕」を拭き取り続けた年末年始の4日間…警察から「清掃業者も紹介してもらえず」の事情
(2025年11月、ラオス。撮影/横田紋子)
熱を帯びる「愛子天皇待望論」、オンライン署名は24才のお誕生日を節目に急増 過去に「愛子天皇は否定していない」と発言している高市早苗首相はどう動くのか 
女性セブン
「台湾有事」よりも先に「尖閣有事」が起きる可能性も(習近平氏/時事通信フォト)
《台湾有事より切迫》日中緊迫のなかで見逃せない「尖閣諸島」情勢 中国が台湾への軍事侵攻を考えるのであれば、「まず尖閣、そして南西諸島を制圧」の事態も視野
週刊ポスト