国内

《山口組の「事始め式」》定番のカラオケで歌う曲は…平成最大の“ラブソング”を熱唱、昭和歌謡ばかりじゃないヤクザの「気になるセットリスト」

六代目山口組の司忍組長。今年刊行された「山口組新報」では82歳の誕生日を祝う記事が掲載されていた

六代目山口組の司忍組長。今年刊行された「山口組新報」では82歳の誕生日を祝う記事が掲載されていた

 12月13日、六代目山口組は恒例の「事始め式」を実施する。事始めといえば、すす払いなどを行ない、新年を迎える準備をする日のことで、かつては広く行なわれていた。

「六代目山口組にとっては今年1年の振り返り、司忍組長と直参昇格した二次団体組長の親子盃、来年の組織指針の発表などが行なわれ、事実上“新年”を迎えた扱いになる。分裂抗争中ですが、『事始め』が近くなると抗争事件が起きないなんて都市伝説が広まるほど、世間よりひと足さきに正月ムードに入ります。式が終わると、納会が始まり、カラオケ大会も開かれます」(実話誌記者)

 六代目山口組とカラオケは切っても切り離せない存在だろう。年明けに行なわれる司組長の誕生日(1月25日)を兼ねた新年会でもカラオケは定番で、六代目山口組が発行する機関紙『山口組新報』でも直参組長たちが点数を競い合い、上位者には豪華賞品が配られたという記載がある。

 気になるのは司組長、直参組長らが「何を歌うのか」。山口組が催す宴には実話誌をはじめとしたメディアの立ち入りが認められていないため、外で会場から流れてくるメロディを聴き、曲を推測するしかないという。

 だが、山口組創立100周年を迎えた2015年1月25日の「山口組創立百周年記念式典」ではメディアの参加が認められ、カラオケに興じる様子を取材できたという。

「この式典には山口組の親戚・友好団体も招かれていて、彼らもカラオケに参加した。流石に下手な歌を披露するわけにもいかないわけだし、全員が“持ち歌”を歌ったと認識している」(関係者)

 トップバッターはかつて島田紳助との交際が報じられた六代目山口組の橋本弘文統括委員長(肩書きは当時)による六代目山口組のテーマ曲『任侠一筋』。山口組の参加者の合間に親戚・友好団体の代表も熱唱し、小林旭『あれから』、鳥羽一郎『だんじり』、北島三郎『北の漁場』、石原裕次郎『北の旅人』、山本譲二『千里の道も』といずれもヒット曲揃いだったという。

関連記事

トピックス

手を繋いでレッドカーペットを歩いた大谷と真美子さん(時事通信)
《産後とは思えない》真美子さん「背中がざっくり開いたドレスの着こなし」は努力の賜物…目撃されていた「白パーカー私服での外出姿」【大谷翔平と手繋ぎでレッドカーペット】
NEWSポストセブン
女優・遠野なぎこ(45)の自宅マンションで身元不明の遺体が見つかってから2週間が経とうとしている(Instagram/ブログより)
《遠野なぎこ宅で遺体発見》“特殊清掃のリアル”を専門家が明かす 自宅はエアコンがついておらず、昼間は40℃近くに…「熱中症で死亡した場合は大変です」
NEWSポストセブン
俳優やMCなど幅広い活躍をみせる松下奈緒
《相葉雅紀がトイレに入っていたら“ゴンゴンゴン”…》松下奈緒、共演者たちが明かした意外な素顔 MC、俳優として幅広い活躍ぶり、174cmの高身長も“強み”に
NEWSポストセブン
和久井被告が法廷で“ブチギレ罵声”
【懲役15年】「ぶん殴ってでも返金させる」「そんなに刺した感触もなかった…」キャバクラ店経営女性をメッタ刺しにした和久井学被告、法廷で「後悔の念」見せず【新宿タワマン殺人・判決】
NEWSポストセブン
大谷と真美子さんの「冬のホーム」が観光地化の危機
《白パーカー私服姿とは異なり…》真美子さんが1年ぶりにレッドカーペット登場、注目される“ラグジュアリーなパンツドレス姿”【大谷翔平がオールスターゲーム出場】
NEWSポストセブン
初の海外公務を行う予定の愛子さま(写真/共同通信社 )
愛子さま、初の海外公務で11月にラオスへ、王室文化が浸透しているヨーロッパ諸国ではなく、アジアの内陸国が選ばれた理由 雅子さまにも通じる国際貢献への思い 
女性セブン
“マエケン”こと前田健太投手(Instagramより)
《ママとパパはあなたを支える…》前田健太投手、別々で暮らす元女子アナ妻は夫の地元で地上120メートルの絶景バックに「ラグジュアリーな誕生日会の夜」
NEWSポストセブン
グリーンの縞柄のワンピースをお召しになった紀子さま(7月3日撮影、時事通信フォト)
《佳子さまと同じブランドでは?》紀子さま、万博で着用された“縞柄ワンピ”に専門家は「ウエストの部分が…」別物だと指摘【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン
和久井学被告が抱えていた恐ろしいほどの“復讐心”
「プラトニックな関係ならいいよ」和久井被告(52)が告白したキャバクラ経営被害女性からの“返答” 月収20〜30万円、実家暮らしの被告人が「結婚を疑わなかった理由」【新宿タワマン殺人・公判】
NEWSポストセブン
山下市郎容疑者(41)はなぜ凶行に走ったのか。その背景には男の”暴力性”や”執着心”があった
「あいつは俺の推し。あんな女、ほかにはいない」山下市郎容疑者の被害者への“ガチ恋”が強烈な殺意に変わった背景〈キレ癖、暴力性、執着心〉【浜松市ガールズバー刺殺】
NEWSポストセブン
英国の大学に通う中国人の留学生が性的暴行の罪で有罪に
「意識が朦朧とした女性が『STOP(やめて)』と抵抗して…」陪審員が涙した“英国史上最悪のレイプ犯の証拠動画”の存在《中国人留学生被告に終身刑言い渡し》
NEWSポストセブン
橋本環奈と中川大志が結婚へ
《橋本環奈と中川大志が結婚へ》破局説流れるなかでのプロポーズに「涙のYES」 “3億円マンション”で育んだ居心地の良い暮らし
NEWSポストセブン