自宅前に置かれた「ナゾのドラム缶」

自宅前に置かれた「ナゾのドラム缶」

目撃していた近隣住民が語る

 平原容疑者は、一体どのような人物だったのか。近隣住民は一様に「普段から迷惑行為がひどかった」と印象を語った。70代の男性の話。

「お母さんと妹さんと、数年前まで一緒に住んでいました。今は一人じゃないかな。でも、本人と喋ったことはないんです。怖いから。体格もいいしね。今も月に1回ぐらいお母さんと妹さんが草むしりに来る。

 家の前に、200リッターのドラム缶が2個おいてあって、なかに何が入ってるのかわからないから不気味だねと、家内と話してたんです。その隣に座って、タバコ吸いよるんですよ。夏場は朝5時ごろから座ってる。ずっとサンダルです。挨拶しようと思っても、向こうは顔を下げるんですよ。

 とにかく、騒音がひどかった。マイクでスピーカーに繋げて歌を歌ったり、車のカーステレオで軍歌を大音量で流すんです。自分の庭に爆竹投げて鳴らしたり、大声で叫んだりするから、今年の夏ごろには近所の人が通報して、警察が来たこともあります」

 自宅には「平原月極駐車場」という看板がついた駐車場が併設されている。

「車は2台持ってましたよ。いつもは黒い車ですけど、2週間くらい前から白の車に乗るようになった。なんなら、昨日姿を見たんですよ。朝、ゴミ出ししてたけど、普段と変わらなかった。

(事件を見て)正直、やるやろうなと思うた。この辺の人、みんなそう思うんじゃないか。逮捕されてよかったですよ。ここから消えてくれるじゃないですか」

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