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《性暴力と隣り合わせ》ハマスに監禁され続けている19歳女性…父親「中絶に間に合わない」と望まない妊娠を危惧 停戦合意で解放へ

人質になっているリリーさん(欧州ユダヤ人会議のXより)

人質になっているリリーさん(欧州ユダヤ人会議のXより)

 イスラエルとイスラム組織ハマスが、パレスチナ自治区ガザにおいて1月19日から6週間にわたり停戦することで合意した。戦闘の恒久的な終結を目指す第一段階として、まずはハマスが女性や子供、高齢者を含む33人の人質を解放する見込みだという。

 合意に至る直前で、ハマスは、イスラエル人女性の人質の映像を公開した。その女性、リリー・アルバグさん(19)は、非武装スタッフとして国境の監視をしていたが、2023年10月7日に発生した音楽フェスへの大規模攻撃の際にガザへと連れ去られた。

「リリーさんは450日以上にわたって拘束され続けています。彼女は公開された約3分半の映像の中で、『(監禁生活は)死と隣り合わせだった』と涙し、『私はあなたたちをとても愛している。あなたたちがいなくて、とても寂しい』と家族に語りかけました。また、イスラエル政府に救助を懇願しています。リリーさんはまもなく解放される人質のひとりになると予想されています」(国際ジャーナリスト、以下同)

 かつて公開された人質たちの映像の中にも、拘束されたアルバグさんの姿があった。アルバグさんはほかの女性たちと一緒に地面に座らされ、戦闘員から“下劣な犬”や“性奴隷”などと呼ばれていた。

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