田村修容疑者の自宅前にはいくつものクーラーボックスが置かれ

田村一家の自宅前にはいくつものクーラーボックスが置かれていた

返り血を洗い流す瑠奈被告

0:18:??(01:06:15) 2分42秒にわたりカビハイターを浴室壁や浴槽内に何度も吹きかける

0:24:27(01:12:42) キャリーケースを閉める。「ジージー」という音

0:26:31(01:14:46) 58秒にわたりキャリーケースや浴槽方向にシャワーをかける

0:28:16(01:16:31) 風呂桶を使い51秒にわたり壁に水かお湯をかける

0:28:18(01:16:33) 浴室壁面に付着した血を左手で拭う

0:30:14(01:18:29) 風呂桶を使い1分37秒にわたり壁に水かお湯をかける。その後、30秒のあいだ、レインコート上から自分にシャワーをかける

0:31:01(01:19:16) 1分55秒にわたりカビハイターを浴槽方向に何度も吹きかける

0:33:41(01:21:56) キャリーケースを持ち上げようとする

0:33:44(01:21:59) キャリーケースを持ち上げ、「はあ、はあ、はあ、はあ」と息をきらす

0:34:01(01:22:16) カメラを手に取り撮影終了

 * * *

 瑠奈被告は、浴槽にお湯か水を溜めて浮力を利用して引っ張り上げた後、遺体をすべてキャリーケースに入れて持ち出そうとしたとみられている。しかし入らなかったため、頭部だけを持ち帰って首から下は放置したようだ。

 憲法82条で定められた、裁判の公開原則。数多くの凶悪事件の中でも、この日の法廷で繰り広げられた検察官による読み上げは歴史に残るものになるだろう。

◆取材/高橋ユキ(ジャーナリスト)

関連記事

トピックス

すき家がネズミ混入を認める(時事通信フォト、写真は東京都港区の店舗)
【ネズミ混入味噌汁・被害者とのやり取り判明】すき家は「電話を受けた担当者からお詫び申し上げました」 本社も把握していたのに2ヶ月公表しなかった謎
NEWSポストセブン
水原の収監後の生活はどうなるのか(AFLO、右は収監予定のターミナル・アイランド連邦矯正施設のHPより)
《水原一平被告の収監まで秒読み》移送予定刑務所は「深刻な老朽化」、セキュリティレベルは“下から2番目”「人種ごとにボスがいて…」 “良い子”にしていれば刑期短縮も
NEWSポストセブン
歌舞伎町では多くの外国人観光客でにぎわう(撮影/木村圭司)
《全国初摘発》東京・歌舞伎町の「インバウンド向け風俗店」荒稼ぎの実態 客の6~7割は外国人で売り上げは11億円、店からは16か国の通貨を押収
週刊ポスト
眞子さんの箱根旅行のお姿。耳には目立つイヤリングも(2018年)
小室眞子さんの“ゆったりすぎるコート”に「マタニティコーデ」を指摘する声も…皇室ジャーナリスト「ご懐妊でも公表しない可能性」
NEWSポストセブン
ゼンショーホールディングスが運営する「すき家」が問題の画像についてコメントした(時事通信フォト)
【「味噌汁にネズミの死骸」で新展開】すき家がネズミ混入を認めて謝罪「従業員が提供前に商品状態の目視確認を怠った」 約2ヶ月にわたり非公表 昨年には大手製パン会社で混入の事例も
NEWSポストセブン
性被害により、バングラデシュの少女が8歳という幼さで亡くなった(地元メディアのFacebookより)
《バングラデシュ・少女殺害事件》「猿ぐつわをつけられ強制的に…」「義父の犯行を家族ぐるみで手助けした」 “性被害隠蔽殺人”も相次ぐ
NEWSポストセブン
原宿駅を降りてすぐに見える「竹下通り」(時事通信フォト)
《潜入レポート》原宿・竹下通りの偽ブランド品販売店にキャッチ男性に誘われ入店 「売っているのは本物?偽物でしょう」と聞くと…キャッチ男性がとった行動
NEWSポストセブン
3月1日に亡くなったフリーアナウンサーのみのもんたさん
《みのもんたさんは焼き肉で…》“誤飲”の恐ろしさ「窒息事故発生件数が多い食品」と「事故が起きた場合に重症となる割合が高い食品」、まったく異なるそれぞれのトップ3
女性セブン
サインと写真撮影に応じ“神対応”のロバーツ監督
ドジャース・ロバーツ監督が訪れた六本木・超高級和食店での“神対応” 全員のサインと写真撮影に応じ、間違えてファンの車に乗ってしまう一幕も
週刊ポスト
男性キャディの不倫相手のひとりとして報じられた川崎春花(時事通信フォト)
“トリプルボギー不倫”女子ゴルフ選手を待ち受ける「罰金地獄」…「4人目」への波及も噂され周囲がハラハラ
週刊ポスト
大村崑さん、桂文枝師匠
春場所の溜席に合計268歳の好角家レジェンド集結!93歳・大村崑さんは「相撲中継のカット割りはわかっているので、映るタイミングで背筋を伸ばしてカメラ目線です」と語る
NEWSポストセブン
大谷翔平の第一号に米メディアが“疑惑の目”(時事通信、右はホームランボールをゲットした少年)
「普通にホームランだと思った」大谷翔平“疑惑の第1号”で記念ボールゲットの親子が語った「ビデオ判定時のスタンドの雰囲気」
NEWSポストセブン