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「2本の指が欠損」「愛犬も撃たれて死んだ」ハマスから解放された女性(28)が経験した“果てしない地獄”とは《飢え、性的虐待、拷問…》

今回解放された人質のひとり、イギリスとイスラエルの二重国籍を持つエミリー・ダマリさん(イスラエル大使館の公式Xより)

今回解放された人質のひとり、イギリスとイスラエルの二重国籍を持つエミリー・ダマリさん(イスラエル大使館の公式Xより)

 1月19日より、イスラエルとイスラム組織ハマスが6週間の停戦期間に入った。停戦の合意に基づき、イスラエル側は刑務所などに収監していたパレスチナ人90人を釈放し、ハマス側は女性の人質3人を解放。停戦の第1段階として、ハマスはおよそ100人の人質のうち、計33人を解放する予定となっている。

 イスラエル当局によると、解放された人質3人の健康状態は良好だという。晴れて自由を取り戻した3人は、病院で治療を受けた後、実に471日ぶりに家族と再会した。彼女たちが家族と抱きしめ合う感動的なシーンに、世界中からSNSで〈本当によかった〉〈残りの人生が健康で平和でありますように〉などと祝福の声が寄せられている。

 今回解放された人質のひとり、イギリスとイスラエルの二重国籍を持つエミリー・ダマリさん(28)は、2本の指が欠損してしまった。ハマスの戦闘員に攻撃されて、中指と薬指を失ったという。昨年12月、当時エミリーさんの解放を願っていた母親のマンディさんは、「BBC」の取材に対し、娘が拉致された日についてこう語っている。

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