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《事務所が昨年末に解散》女優の小林聡美が還暦前に独立『やっぱり猫が好き』考案の社長との別れ、盟友もたいまさこは事実上の引退へ

事務所『シャシャ・コーポレイション』を40年近く支えてきた小林聡美(左)ともたいまさこ(右/時事通信フォト)

事務所『シャシャ・コーポレイション』を40年近く支えてきた小林聡美(左)ともたいまさこ(右/時事通信フォト)

「令和6年12月31日株主総会の決議により解散」──。女優、エッセイストとして『僕らの時代』(フジテレビ系)のナレーションなどで活躍する小林聡美(59)が長年所属していた事務所『シャシャ・コーポレイション』が、昨年末にひっそりと廃業していたことがわかった。同事務所には女優のもたいまさこ(72)も所属していたが、この5年間表立った活動がなく、同事務所の解散で引退も危ぶまれている──。

 同事務所は1983年に設立され、40年近く支えたのが小林やもたいだった。テレビ局関係者が語る。

「小林さんはまだ無名俳優だったころに1982年に映画『転校生』に抜擢され、同作で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しました。その後、事務所が設立されます。その後、もたいさんとコメディドラマ『やっぱり猫が好き』(1988)で共演し、番組が高視聴率を記録するなどして、2人は一躍有名になりました。この作品は、事務所の社長さんが企画したものだそうです。

 その後、小林ともたいは『かもめ食堂』(2006年)、『めがね』(2007年)など多くの作品で共演しています。社長さんは『かもめ食堂』のプロデューサーでもあります。3人は“事務所社長と所属タレント”という枠を超えた、家族のような関係でした」

 しかし、そんな事務所に異変が起きたのは4年ほど前だった。

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