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「週刊ポスト」本日発売! 安倍晋三元首相の遺産が「無税相続」ほか

 2月28日発売の「週刊ポスト」は、国民が絶対に知っておくべきスクープが満載、さらに芸能、野球、グラビアほか充実のエンタメ情報、健康とお金を守るライフハックが詰まった早春特大号。国民が大増税時代にあえぐなか、政治家だけが税金を払わず巨万の富を一族で独占している実態が明らかになった。さらに、世間を震撼させる闇バイト強盗のリーダーが獄中で衝撃の内情を明かした。前号で様々な反響を起こした「水原一平トラブルの深層」は、いよいよ大谷翔平との「相棒関係」の端緒をひもとく。

今週の見どころ読みどころ

◆無期懲役判決「闇バイト」リーダー独占手記「死刑が正しかった」
フィリピンの指示役が仕切り、被害総額は60億円超とも言われる闇バイト強盗団のリーダー格の男がノンフィクションライター・高橋ユキ氏に手記を送り、自身の犯罪と心境を詳しく語った。死者も出した事件の中心人物に無期懲役判決が下ったことは当然だろうが、本人は手記で「なぜ私が生かされているのか分かりません。1番自分が憎い。命尽きるまで自分を許せない」と吐露した。そのうえで闇バイトに手を出す若者たちには「最後に必ず苦しみます。お願いだからやらないでとしか言えません」と訴えた。

◆<独走第2弾>野球オタクの水原一平はいかにして「大谷専属」になったのか
ノンフィクションライター・水谷竹秀氏によるスクープリポートの第2弾。前号では、水原氏の父が「大谷との関係」を赤裸々に語り、日本中で賛否両論を巻き起こした。今号では、水原氏の幼馴染、日本ハム時代を知る助っ人たちの証言をもとに、彼が大谷の信頼を得てMLBに乗り込むまでの経緯を詳細に描き出す。

◆<スクープ>安倍晋三の遺産3700万円を甥っ子が「無税相続」していた
石破政権は、これまでの政権同様に国民に重税を課そうと躍起になっている。とりわけ標的にされているのが相続税だ。課税対象はどんどん広がり、いまや「やっと手に入れたマイホーム」さえ子供に残せない庶民が続出している。それなのに政治家だけは「無税特権」で政治資金を代々受け継ぎ、世襲政治家が永田町を跋扈している。その最たる例をつかんだ。安倍元首相の「遺産」を甥である岸信千世・代議士が手にしていたカラクリを明らかにする。

◆新潟の中国人カップル「コメ転売」の現場を直撃!
コメ高騰の元凶が政府・農水省の大失政にあることは間違いない。しかし、この国民の苦境に乗じて「コメで一儲け」を企む勢力が台頭していることは別の問題だ。その「新市場」には多くの中国人が参入している。本誌は中国人向けに「コメ売ります」と宣伝していた男女に接触、その取引現場に直撃した。

◆<緊急対談>池上彰×佐藤優「トランプとプーチン『同盟』で日欧の大ピンチ」
ウクライナの命運は風前の灯火だ。正義や感情はともかく、それが厳しい国際政治の現実だ。超大国であるアメリカとロシアが「侵略もOK」と手を組んだのだから、ヨーロッパや日本が何を言おうと情勢をひっくり返すことは難しい。外交、国際情勢に精通した二人が、「新帝国主義の時代」に起きる世界と日本周辺の危機を論じ合った。

◆<遺稿公開>森永卓郎氏が最期に書き遺した「お金中毒から脱する生き方」
本誌連載を半ばに亡くなった森永氏が日本人に伝えたかった「楽しく生きて死ぬ方法」を遺稿からひもとく。森永氏は、「お金が欲しいからお金を貯めるのではない」と語り、いくらでもお金が欲しくなるのは「使うあてのないレベルまでお金を増やそうとするお金中毒」と断じる。しかし、誰にとってもお金は必要だし欲しいものだ。森永氏はそれは当然だと認めつつ、「3年分の生活費を確保せよ」「値段が高い=上質ではない」「教養があればエンタメさえ自給できる」など、自ら実践した生活をもとに訴えた。

◆悠仁さま「クルマの免許取得」で気になる「どこで運転するの?」
筑波大学への進学が決まった悠仁親王が普通自動車の運転免許を取得したことがわかった。とはいえ、第2位の皇位継承者である親王が自動車を運転する機会などあるのか? 実は上皇陛下も運転がお好きだったとされているが、もっぱら皇居内で楽しまれる程度だった。親王も御用地内で? それとも広大な筑波大キャンパスを走ることもある?

◆日米市場に不穏な動き! 日経平均「4月に3万円割れ」に備えよ
強含みで推移してきた世界の株式市場に転換点が見えてきた。専門家たちは4月が怪しいと見ている。あのウォーレン・バフェット氏も「撤退戦」にシフトした。ここで損失を被らず、その後の「仕込み時」にどう打って出るか、最良手を検証した。

◆高知商の大先輩が警告する「阪神・藤川新監督よ、中日・立浪前監督の轍を踏むな」
藤川球児・新監督の高校の先輩にあたる江本孟紀氏が、古巣でもある藤川阪神に愛ある警告を発した。人気球団の元スター選手、ファンが認めた理論派であるからこそ陥る可能性のある落とし穴として、「コーチ経験がないこと」「ヘッドコーチを置かなかったこと」「藤川カラーの出し方」などを挙げた。そのうえで、自ら著した中日の立浪和義・前監督の失敗を分析した著作を引き合いに出して、そこから学ぶべき教訓を明かした。

◆あの「飛ばし屋」ジャンボ軍団が勧める「飛ばないゴルフ必勝法」
ジャンボ軍団といえば、3兄弟をはじめ、飯合肇、金子柱憲などいずれも飛ばし屋として日本のゴルフ界を沸かせたことで記憶に残る。しかし、彼らも60代、70代となり、飛距離を武器にするゴルフに限界を感じ始めていた。次男・健夫、三男・直道が「飛ばなくてもゴルフはできる。その打ち方は……」と、身振り手振りを交えて誌上レッスンを開催した。

◆「ミスター血圧」専門医が編み出した「7日間で自然に血圧が下がる新習慣」
24時間365日、血圧を測定し続けていることで知られる渡辺尚彦・医師は日本における高血圧治療の第一人者だ。しかし、一般の医師とは血圧に対峙する姿勢が違う。安易に薬による降圧をよしとせず、「とにかく減塩」という主張もしない。では、どうやって高血圧と闘うのか。渡辺氏が編み出した生活習慣を公開する。起床後の洗顔、簡単なトレーニング、ラーメンもステーキも食べていいランチの常識など、必見の内容ばかり。

◆<グラビア解説>ドジャース開幕戦を100倍楽しむ徹底ガイド
3月18日が待ち遠しい野球ファンがどれだけいることか。夢の舞台を楽しむには観る側にも準備が必要だ。大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希の注目トリオはもちろん、対戦相手パドレスの今永昇太、鈴木誠也など、MLBの主役を張る日本人選手たちの雄姿とデータを一挙公開する。

◆<お宝カラーグラビア>今田美桜&岡田紗佳「春を彩る美の競演」
グラビアでは、今を時めく二人が競演する。撮りおろしに挑戦した今田はエレガントなドレス姿で大人の魅力を発揮。「役満ボディ」と称賛される「おかぴ」は台湾での水着撮影の未公開ショットを披露した。

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