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《コンビニ・イオン・スシローなどで撮影》セルフレジに“硬貨を大量投入”動画がSNSで出回る 悪ふざけなら「偽計業務妨害罪に該当する可能性がある」と弁護士が指摘 

SNSで出回る“セルフレジに硬貨を大量投入”動画(写真/イメージマート)

SNSで出回る“セルフレジに硬貨を大量投入”動画(写真/イメージマート)

 ジャラジャラジャラ……セルフレジに、大量に投入される100円玉。すると、セルフレジの画面がしばらく固まったように動かなくなる。いま、SNSではそうしたショート動画が数多く出回っている。また別の動画では、コンビニのセルフレジに1円玉が大量に投入される様子が映されている。硬貨の投入口には「つまりの原因となるため1種類につき20枚以上の硬貨のご利用はお控えください」と掲示があるにもかかわらず、1円玉がどんどん投入されている──。

 同様の動画はXやTikTok、YouTubeショートで複数のアカウントが確認でき、「イオン」や「スシロー」、「ドン・キホーテ」といったさまざまな大手チェーンのセルフレジが取り上げられている。

 それらの動画を撮影する目的は不明だが、硬貨の大量投入によってセルフレジが不具合を起こすことをどこか楽しんでいる印象だ。

 前出のコンビニのように、一度の会計で使用できる硬貨の枚数を制限している店舗もある。ある動画の中で大量に硬貨が投入される様子が映されていたスーパーマーケット「イオン」などを運営するイオンリテール株式会社に問い合わせたところ、「一部店舗や、ほかのイオングループ企業では基準が異なる場合があります」と補足したうえで、以下のような答えが返ってきた。

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