首に手を当てる仕草も
——経歴詐称報道から、表舞台からは退いていた。
「そもそも、経歴だけ持って行ってテレビやラジオに出られるわけじゃない、全部知り合い関係です。僕はどんな話をしてもサンドバック状態ですから、放っておいていただければ……」
そう答える川上氏。メディアに対する思いを聞くと、思うことがあるようだ。
——今後メディアに出る予定はないのか?
「私はメディアに出ようと思ったことは一度もなくて、ラジオが好きでJ-WAVEで活動を始めた。そこからのご縁や信頼関係で、仕事をしてきました。目の前の仕事をきちんとやるのが精一杯だし、これから先のことは全然わからないです。
もともとの性格として、人前に出てやりたいと思ったことはないんです。自己顕示欲は強くない。たとえば『報道ステーションに出ます』ってSNSで発信したこともないんです。過去に一度も、もっとメディアに出たいと思ったことは一度もありません。
『出てくれって言われたから出た』みたいな嫌な言い方になっていないか不安ですが、愛する人との信頼関係で、ただ何か役立てることがあればということでラジオを続けていた。ラジオでのご縁からいろいろな仕事に繋がったというだけです」