元気の秘訣は“健康体操”
それだけ飲み続けて、大病を経験しても乗り越え、79歳で現役司会者とは立派だともいえる。元気の秘訣は“健康体操”だ。
「お医者さんから勧められたのですが、湯船に肩までしっかり浸かりながら、足を心臓より上に持ち上げてゆっくり5秒、膝を抱えて5秒、次は左右にひねってそれぞれ5秒、それから腕、首……とやるんです。風呂上がりには壁に手をつき、かかとを上げ下げ。
もともと格闘技が好きで、若い頃は極真空手、柔道、少林寺拳法……といろいろやり、腕立て伏せを毎日200回、空手の突き・蹴りを計300回、組手…とトレーニングしてきましたが、さすがにもうそれは難しいですからね」
クロスワードパズルを解いたり、電車に乗れば街を見ながら頭の中で実況したり、といった頭の体操も。自分が続けられる努力をコツコツすることを、大事にしているようだ。続編では、元プロ野球選手の古田敦也氏と親戚だった凡ちゃん、ガキ大将だった地元愛媛県では「売られたケンカは買った」という武闘派だった過去を明かしている。
取材・文/中野裕子(ジャーナリスト)