来日してアイドル、タレントとして活躍したテンテン
──女優としてのテンテンさんをまた日本で見てみたいです。
「おてんばなテンテンの役は私の性格に合っていたからそのままの演技できたけど、いつか悪役をやってみたいんです。友人たちにも話すことがあるんですけど、『あなたの性格で悪役は合わない』ってよく言われますが、悪役がいただけるなら、私はどの国へでも飛んで行きます(笑)」
天才子役から心優しい大人の女性になっていたテンテンさん。かつての芸名を変え、当時の自分と距離を置いていた彼女は、今もテンテンを愛していた。キョンシーを束ねる悪役姿も絵になるかもしれない。
取材・文/千島絵里香(ジャーナリスト)