現在46歳となったテンテン、兄のスイカ頭とツーショット
「実業家というより、自分の老後生活を考えて。あとは、人のために何かできたらいいなと思ってるんです。私と兄は、恵まれた家庭環境ではなかったけど、今まで歩んでこられたのはいろんな方々の助けがあったからです。
今まではずっとじいちゃんやおばあちゃん、妹たちの生活をサポートしてきました。妹たちも20歳を超え、家計の負担もなくなって、社会や世の中に恩返しができる状況になったので、自分が生きてるうちに、社会に何かできたらいいなと思っています」
──素敵な夢です。結婚についてはどうでしょうか。
「今は独身です。本当は20〜23歳頃には『結婚したいな』と思っていたんですけど、まだ相手が現れないです。妹も25歳と28歳になりましたが、ずっと彼女たちの面倒をみてきたので、そういう姿を見せると相手が逃げちゃうんですよ。自分の子どもは3人くらいほしいなってずっと思っていましたが、今は、結婚できたらいいなって思ってます」
──『幽幻道士』の“テンテン”は、今も日本のファンの中で生きています。シャドウ・リュウさんにとって“テンテン”はどんな存在ですか。
「今でも感動するのは、私はもう芸能界からほとんど離れてるのに私のことをまだ覚えてくれていることです。私のフェイスブックなどSNSにメッセージをくれる方たちが、心の病だったり、人生で困っていたときにテンテンと出会って、テンテンが勇気を与えてくれて今は結婚できて、子どもが何人いるとか。
そういうことを話してくれる人が多いんですよ。そう言ってくれる人たちがいるから、まだ、私はSNSをやっています。今でも“テンテン”と呼ばれることは嬉しいし、感謝しています。生まれ変わってもまた、テンテンを演じたいです」
