彼女の遺体には激しい拷問を受けた痕跡が複数見られたという(Instagramより、現在は削除ずみ)
露・プーチン大統領「停戦宣言」も、終戦は“望み薄”か
「英・大手新聞紙『ガーディアン』の報道によると、ロシチナ氏の遺体には、電気ショックによる足の裏の火傷や肋骨の骨折、腰と頭の擦り傷などもみられたようです。さらには、首の舌骨が折れていることも確認できたとのことですが、これは絞殺によって起こりうる損傷の一種だそうです。
ウクライナに遺体が返還されたのちに行われた検死では、脳の一部や目などが摘出されていたため、正確な死因の特定はできなかったといいます。現地では、死の状況特定を困難にするために遺体損壊が行われたのではないかという指摘もあります」(同前)
現地時間4月28日、プーチン大統領は5月8日から5月11日にかけて“3日間の停戦”を一方的に発表した。条件として、ウクライナ側が戦闘を一時的にやめることを掲げ、停戦が破られた場合は「適切な対応をとる」としている。
「とはいえ、この一方的な“停戦宣言”は、5月9日に露・モスクワで開かれる『戦勝記念日』の式典およびパレードの安全性を確保するためであるという見方が強く、恒久的な停戦には程遠いでしょう」(同前)
1日も早く平和が訪れることを祈る──。
