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岡本の負傷、坂本の起用、秋広のトレード…巨人が貯金ゼロで4位転落の緊急事態に大物OB・広岡達朗氏が苦言「1年目の阿部はよくやっていたが、だんだんダメになっている」

連敗に肩を落とす阿部監督

連敗に肩を落とす阿部監督

 巨人が広島との3連戦に3連敗。連敗は4に伸びて貯金ゼロで4位転落となった。3連戦直前には互いに故障者続出のソフトバンクとの間で秋広優人、大江竜聖とリチャードの2対1の交換トレードを発表していた。未完成の大器の電撃トレードはファンを驚かせた。スポーツ紙デスクが言う。

「巨人は主砲の岡本和真が左肘靱帯帯損傷で長期離脱となり、右の長距離砲を探していた。とはいえ、トレード発表翌日にいきなりリチャードを7番・サードでスタメン起用したのには驚いた。第2打席で左中間へ名刺代わりの本塁打を放ったが、そこまでの実績がある選手ではない。

 昨季までウエスタンリーグで5年連続本塁打王に輝いたが、一軍では5年間で通算10本塁打。今季は開幕スタメンで起用されたが、6試合で二軍に降格している。巨人において、トレード発表の翌日に一軍出場したのは初めてのケース。巨人の深刻な人材不足がわかります」

 リチャードが合流した広島3連戦の初戦(5月13日)、延長12回サヨナラ負けを喫したことで3位に転落した巨人だが、オーダーの模索が続く。不動の4番・岡本の代役として4番を任されたのは3番を打っていた吉川尚輝だった。しかし、2試合でキャベッジに入れ替え、さらに2試合で大城卓三を4番・捕手として据えるかたちに。5番も甲斐拓也、岸田行倫、増田陸と日替わりだ。

 4月15日に自ら志願して二軍に降格した坂本勇人を岡本の負傷離脱により緊急昇格させたが、5日後に再降格。三軍に落としていた浅野翔吾も飛び級で一軍に上げ、右足を痛めてリハビリ中の丸佳浩も予定より早く二軍での実戦に復帰し、即一軍へ上げる予定だという。

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