違法薬物を所持したとして不動産投資会社「レーサム」の創業者で元会長の田中剛容疑者と職業不詳・奥本美穂容疑者(32)が逮捕された(左・Instagramより)
不動産投資会社「レーサム」の創業者で元会長の田中剛容疑者(60)と職業不詳・奥本美穂容疑者(32)、東京科学大に通う女子大生の小西木菜容疑者(21)の3人が、都内の高級ホテルで覚醒剤とコカインを所持していたとされる事件。田中容疑者が支払う高額な報酬とひきかえに、奥本、小西容疑者2人が性的な接待に応じていたという。
「3人の逮捕容疑は昨年6月24日、東京都千代田区のラグジュアリーホテルの一室で、覚醒剤約0.2グラムとコカイン約0.8グラムを所持した疑いです。
その後、小西容疑者は、田中容疑者を不同意性交等致傷罪で刑事告訴していました。しかし薬物を『無理矢理吸わされた』と訴えているとはいえ、複数回、自らの意思で薬物がある現場に顔を出していたこともあり、警視庁は“被害者”ではなく“共犯者”として小西容疑者を逮捕しました」
小西容疑者が警視庁に提出した告訴状には、逮捕に至った“薬漬け性接待”の異常さが詳しく記されていた──【前後編の後編】。