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《後悔と恥ずかしさ》フジ山本賢太アナが過去のオンラインカジノ利用で謝罪 「うちにも”オンカジ”が…」戦々恐々とする人たち

山本賢太アナウンサーのプロフィール。「人生は超回復」がモットー(フジテレビ公式HPより)

山本賢太アナウンサーのプロフィール。「人生は超回復」がモットー(フジテレビ公式HPより)

 フジテレビは6月11日、5月末から『ぽかぽか』などレギュラー番組を説明が無いまま欠席していた山本賢太アナウンサーが、オンラインカジノを過去に利用していたことが分かったと発表した。有名芸人やスポーツ選手が関わったことが次々と報じられていたオンカジ疑惑が、報道する側であるテレビ局にも広がった。ライターの宮添優氏が、マスコミのオンカジ疑惑に揺れるテレビ局内についてレポートする。

 * * *
 日本国内からの入金や遊戯が違法な「オンラインカジノ」、通称オンカジに関する捜査が大詰めを迎えている。

 すでに、オリンピックメダリストや有名スポーツ選手、芸能人などがこの「オンラインカジノ」に手を染めたとして、それぞれ、謝罪や謹慎などに追い込まれた。そして、新たに「オンカジ関与」が発覚したのは、以前から噂されていた「マスコミ関係者」だった。民放キー局デスクが打ち明ける。

「フジテレビが、自社所属の若手男性アナが過去にオンカジを利用していたと公表しました。ここ最近、出演するはずだった番組に出ていなかったこともあり様々な憶測が流れていたのを裏付ける形になりました。これまでも、オンカジを報じてきたマスコミ側にも、実はオンカジ利用者がいるのではないかという噂があちこちから噴出しており、関係者は“やはり出てしまった”と落胆しています」(民放キー局デスク)

 今年3月、筆者は一連のオンカジ問題について、ある時期を境に、特にテレビ報道が及び腰になっていることを指摘し、一本の記事を書いている。マスコミ内部にも相当数の「オンカジ利用者」がいる可能性、そして報道することで「やぶ蛇」になるのではないかと疑心暗鬼になっている現場記者の偽らざる声を報告した。あれから約3ヶ月。実際にテレビ関係者が、しかも大手キー局の顔である男性アナウンサーの関与が発覚したというわけだ。

 しかし、これだけでは終わらないと話すのは、別のキー局社会部記者だ。

「キー局をはじめ、地方局でも社員やスタッフに“オンカジ利用者”がいないか、実はかなり調査が進んでいます。今回、フジテレビのアナウンサーだけがやり玉に挙がっていますが、実はプロデューサー級の男性社員など、他数名の関係者についてもオンカジに関する調査が進められていました。しかし、今回公表の対象にはなっていない」(キー局社会部記者)

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