2022年から三浦さんの名前が記された提灯が掲げられている
献灯数は減少も、広がっている活動の輪
春友(三浦春馬さんのファンの愛称)の女性が語る。
「『三浦春馬』という素晴らしい俳優がいたという事実を、決して風化させてはいけないという思いがあります。その思いが私たちの原動力です。彼が亡くなってから5年という歳月が流れ、提灯の値上げなどもあり、正直に言えば献灯数や参加者は減少傾向にあります。でも、私たちはこの活動を続けていきたい。強くそう思っています」
献灯は今年で4年目を迎える。一昨年は約250灯、昨年は約200灯もの提灯をみたままつりに献灯してきた。今年は少し数は減ったものの、約100灯の提灯が周囲を煌々と照らしていた。
春友の活動は着実に広がっており、その輪は、三浦さんの故郷である茨城県で花を咲かせているという。前出の春友の女性が語る
「三浦春馬さんの誕生日に、彼の故郷の夜空へ花火を届ける。この追悼花火の打ち上げも、今年で4回目を迎えました。
今年の4月5日も、茨城県土浦市で開催するにあたり、クラウドファンディングで350万円を目標に掲げたところ、目標を上回る約450万円ものあたたかいご支援が寄せられたのです。
当日は300人を超えるファンの方や地元の方会場に集まってくださり、活動の輪が年々着実に大きくなっていることを肌で感じています。皆様から大変ご好評をいただいており、すでに来年(2026年)の開催も決定しています」
7月18日は春馬さんの5回目の命日。春友の想いは色褪せない。