横列を何重にも作った「スクラム」を組む中にバッチリとメイクをした謎の美人がいた─

横列を何重にも作った「スクラム」を組む中にバッチリとメイクをした謎の美人がいた

なぜ「中核派」に? 幼少期を振り返る

「現在の日本社会で、若い女性は虐げられていると感じています。キレイでいなくてはならない。それを社会が強いているからです。だって、キレイだったら得しますよね? 容姿を武器にするアイドルはもちろん、営業の仕事だって、キレイに越したことはない。私は整形に400万円ほどかけています。でも、どんなにキレイになっても、上には上がいるし、お金はかかり続けるし、キリがない。多くの女性が私と同じような悩みを抱えているのではないでしょうか」

──女性が生きづらい社会を変えたくて、中核派に飛び込んだということでしょうか。

「なんでここまでしないといけないんだろうってふと思ったのは、ひとつのきっかけかもしれません。こういった社会の根源的な問題を解決するものは政治しかありません。

 しかし、既存の政党はどこもピンときませんでした。悩みを抱える私が生きている社会を生み出したのが既存政党ですからね。日本共産党も結局、資本主義の体制下でうわべの活動をしているだけです。そこで知ったのが、中核派と全学連でした」

──ニノミヤさんが話すことは理解できる一方で、中核派に入るというのは突飛に感じます。まずは、これまでの人生を聞かせて下さい。出身はどちらで、どのような幼少期を過ごしたのでしょうか。

「関東地方の出身です。おとなしめで、いわゆる優等生だったと思います。大人の言うことはちゃんときく。自分がおかしいな、と思ったことも口にはしないで、とにかく大人の言うことを聞いていました。だから、教師からも気に入られていたと思います。小学校の時、クラスの問題児をなんとかするために、教師は私にいろいろなことをさせていました。教師の犬でしたね(笑)」

──クラスにいる“いい子ちゃん”ですね。小学校で何か印象的だった出来事とかはありますか。

関連キーワード

関連記事

トピックス

NYの高層ビルで銃撃事件が発生した(右・時事通信フォト)
《5人死亡のNYビル乱射》小室圭さん勤務先からわずか0.6マイル…タムラ容疑者が大型ライフルを手にビルに侵入「日系駐在員も多く勤務するエリア」
NEWSポストセブン
犯行の理由は「〈あいつウザい〉などのメッセージに腹を立てたから」だという
【新証言】「右手の“ククリナイフ”をタオルで隠し…」犯行数日前に見せた山下市郎容疑者の不審な行動と後輩への“オラつきエピソード”《浜松市・ガールズバー店員刺殺事件》
NEWSポストセブン
女優の真木よう子と、事実婚のパートナーである俳優・葛飾心(インスタグラムより)
《事実婚のパートナー》「全方向美少年〜」真木よう子、第2子の父親は16歳下俳優・葛飾心(26) 岩盤浴デートで“匂わせ”撮影のラブラブ過去
NEWSポストセブン
那須で静養された愛子さま(2025年7月、栃木県・那須郡。撮影/JMPA) 
《「愛子天皇」に真っ向から“NO”》戦後の皇室が築いた象徴天皇制を否定する参政党が躍進、皇室典範改正の議論は「振り出しに戻りかねない」状況 
女性セブン
注目を集める「既婚者マッチングアプリ」(イメージ)
《「既婚者マッチングアプリ」の市場拡大》「AIと人間の目視で悪質ユーザーを監視」「顔写真に自動でボカシ」…トラブルを避けて安全に利用できるサービスの条件とは
週刊ポスト
那須御用邸にて両陛下とかりゆしウェアで登場された愛子さま(2025年7月、栃木県・那須郡。撮影/JMPA) 
愛子さま、3年連続で親子水入らずの夏休み 那須御用邸にて両陛下とかりゆしウェアで登場 「祈りの旅」の合間に束の間の休息 
女性セブン
次期総裁候補の(左から)岸田文雄氏、小泉進次郎氏、高市早苗氏(時事通信フォト)
《政界大再編》自民党新総裁・有力候補は岸田文雄氏、小泉進次郎氏、高市早苗氏 高市氏なら参政党と国民民主党との「反財務省連合」の可能性 側近が語る“高市政権”構想
週刊ポスト
人気中華料理店『生香園』の本館が閉店することがわかった
《創業54年中華料理店「生香園」本館が8月末で閉店》『料理の鉄人』周富輝氏が「俺はいい加減な人間じゃない」明かした営業終了の“意外な理由”【食品偽装疑惑から1年】
NEWSポストセブン
お気に入りの服を“鬼リピ”中の佳子さま(共同通信)
《佳子さまが“鬼リピ”されているファッション》御殿場でまた“水玉ワンピース”をご着用…「まさに等身大」と専門家が愛用ブランドを絶賛する理由
NEWSポストセブン
選挙中からいわくつきの投資会社との接点が取り沙汰されていた佐々木りえ氏
《維新・大阪トップ当選の佐々木りえ氏に浮上した疑惑》「危うい投資会社」への関わりを示す複数のファクト 本人は直撃電話に「失礼です」、維新は「疑念を招いたことは残念」と回答
週刊ポスト
筑波大学で学生生活を送る悠仁さま(時事通信フォト)
【悠仁さま通学の筑波大学で異変】トイレ大改修計画の真相 発注規模は「3500万円未満」…大学は「在籍とは関係ない」と回答
NEWSポストセブン
2025年7月場所
名古屋場所「溜席の着物美人」がピンクワンピースで登場 「暑いですから…」「新会場はクーラーがよく効いている」 千秋楽は「ブルーの着物で観戦予定」と明かす
NEWSポストセブン