国内

「マスメディアの“本音”が集約されているよね」フィフィ氏、玉川徹氏の「SNSのショート動画を見て投票している」発言に“違和感”【参院選を終えて】

定年後はどうする?(写真は番組ホームページより)

発言が注目される玉川徹氏(写真は番組ホームページより)

 7月20日、参議院議員選挙の投開票が行われ、与党が過半数の125議席を切るという歴史的大敗を喫した。一方で、“日本人ファースト”を掲げた参政党が選挙区で7議席、比例代表で7議席を獲得。外国人を巡る政策をはじめとして、さまざまな議論が飛び交った今回の選挙を、エジプト出身のタレント・フィフィ氏はどう見たのか──。

 * * *
 年代別比例投票の出口調査では、かなり露骨な結果が出ていましたよね。高齢者ほど自民党や立憲民主党を支持しており、若年層になるにつれて参政党や国民民主党といった新興政党の割合が高くなっている。現状の日本に対して、もしくは日本を取り巻く情勢に危機感を持ち、変わって欲しいと思っている人たちが若者に多いということがわかった選挙でした。

 テレビのワイドショーを見ていても「誰々の健康状態」「海外の皇室事情」などの“平和”なニュースが日夜報じられています。世界に目を向ければ、日本は物価高という割にまだ経済は安定しているほう。だから、これまでは積極的に「この国を変えなきゃ!」って意識になりづらかったのかもしれない。なんだかんだ生きていけるからね。

 でも、いまやSNSでは国際情勢のニュースが次から次へと流れてくる。情報量がケタ違いのネット社会に触れている層は「明日の自分たちが暮らす日本は、本当に平和を保っていけるだろうか?」「将来、ちゃんと生活ができるのだろうか?」という懸念があるのでしょう。

 今回は特に、参政党が議席を14まで伸ばしました。これは、他の政党が充分に拾い上げることができていなかった層を、うまく取り込んだということだと思います。

関連キーワード

関連記事

トピックス

会話をしながら歩く小室さん夫妻(2025年5月)
《ベビーカーショットの初孫に初コメント》小室圭さんは「あなたにふさわしい人」…秋篠宮妃紀子さまが“木香薔薇\\\"に隠した眞子さんへのメッセージ 圭さんは「あなたにふさわしい人」
NEWSポストセブン
試練を迎えた大谷翔平と真美子夫人 (写真/共同通信社)
《大谷翔平、結婚2年目の試練》信頼する代理人が提訴され強いショックを受けた真美子さん 育児に戸惑いチームの夫人会も不参加で孤独感 
女性セブン
藤川監督と阿部監督
阪神・藤川球児監督にあって巨人・阿部慎之助監督にないもの 大物OBが喝破「前監督が育てた選手を使い、そこに工夫を加えるか」で大きな違いが
NEWSポストセブン
「天下一品」新京極三条店にて異物(害虫)混入事案が発生
【ゴキブリの混入ルート】営業停止の『天下一品』FC店、スープは他店舗と同じ工場から提供を受けて…保健所は京都の約20店舗に調査対象を拡大
NEWSポストセブン
海外から違法サプリメントを持ち込んだ疑いにかけられている新浪剛史氏(時事通信フォト)
《新浪剛史氏は潔白を主張》 “違法サプリ”送った「知人女性」の素性「国民的女優も通うマッサージ店を経営」「水素水コラムを40回近く連載」 警察は捜査を継続中
NEWSポストセブン
ヒロイン・のぶ(今田美桜)の妹・蘭子を演じる河合優実(時事通信フォト)
『あんぱん』蘭子を演じる河合優実が放つ“凄まじい色気” 「生々しく、圧倒された」と共演者も惹き込まれる〈いよいよクライマックス〉
週刊ポスト
石橋貴明の現在(2025年8月)
《ホッソリ姿の現在》石橋貴明(63)が前向きにがん闘病…『細かすぎて』放送見送りのウラで周囲が感じた“復帰意欲”
NEWSポストセブン
決死の議会解散となった田久保眞紀・伊東市長(共同通信)
「市長派が7人受からないとチェックメイト」決死の議会解散で伊東市長・田久保氏が狙う“生き残りルート” 一部の支援者は”田久保離れ”「『参政党に相談しよう』と言い出す人も」
NEWSポストセブン
ヘアメイク女性と同棲が報じられた坂口健太郎と、親密な関係性だったという永野芽郁
「ずっと覚えているんだろうなって…」坂口健太郎と熱愛発覚の永野芽郁、かつて匂わせていた“ゼロ距離”ムーブ
NEWSポストセブン
新潟県小千谷市を訪問された愛子さま(2025年9月8日、撮影/JMPA) 
《初めての新潟でスマイル》愛子さま、新潟県中越地震の被災地を訪問 癒やしの笑顔で住民と交流、熱心に防災を学ぶお姿も 
女性セブン
自民党総裁選有力候補の小泉進次郎氏(時事通信フォト)
《自民党総裁選有力候補の小泉進次郎氏》政治と距離を置いてきた妻・滝川クリステルの変化、服装に込められた“首相夫人”への思い 
女性セブン
ヘアメイク女性と同棲が報じられた坂口健太郎と、親密な関係性だったという永野芽郁
《初共演で懐いて》坂口健太郎と永野芽郁、ふたりで“グラスを重ねた夜”に…「めい」「けん兄」と呼び合う関係に見られた変化
NEWSポストセブン