今年1月、身重の真美子夫人を連れ着工式に足を運んでいた(HPより)
着工式から半年経ってもほぼ進んでいない
大谷がハワイ島にオフ期間に過ごす「ウインターハウス」を購入したことが明らかになったのは、昨年4月のこと。今年1月には、身重の真美子夫人を連れ、着工式に足を運ぶほどの熱の入れようだった。
「東京ドームの約1.5倍にあたる広大な土地が14区画に分譲され、大谷選手は購入者第1号になりました。中央に位置する特に広い区画を所有し、販売価格は約25億円ともいわれています。敷地内には打撃や投球練習ができる施設も併設し、まさに“オフシーズンの拠点”となる構想でした」(ハワイの不動産関係者)
当初は、今年7月に完成予定とされていたが、着工式から半年あまり経ったいまも建設予定地はまるで荒野のような状態だという。
「実は販売されている14区画のうち、8区画が売れ残っているのです。3月のメジャー開幕戦で大谷選手が来日するのに合わせ、販売会社のセールス説明会が開催されていたのですが、新たな買い手は見つからなかったのか……現状、売れているのは大谷選手の所有区画を囲む6か所だけだそうです。
もともと代理人のネズ・バレロ氏の人脈でこの別荘地を紹介された大谷選手は、所有者であるだけでなく、“広告塔”の役割も担います。春頃には大谷選手の写真を使った広告が大量に投下されていましたが、最近は見かけなくなりましたね……」(日本の不動産関係者)
実際、現地ではこの別荘地を巡るハワイビジネスについて不安の声も聞かれるという。