川崎が表紙に掲載された選手名鑑
前年大会優勝者の欠場は原則として罰金100万円
一方の浅井は昨年から下部ツアー(ステップアップツアー)を中心に産休から復帰し、今年も下部ツアーで戦ってきた。これまで7試合に出場し、予選通過は1試合だけ(予選落ち5回、棄権1回)。57位が最高だった。
そのためレギュラーツアー会場で3人と顔を合わせることはなかったが、歴代優勝者として主催者推薦される「CATレディース2025」は今シーズン初のレギュラーツアーとなる。それにより、騒動の当事者たちがコースで“ニアミス”となる事態が懸念されているというのだ。前出のツアー関係者が言う。
「エントリー期限は3週間前で、その時点で川崎と小林はエントリーしている。一方、これまで18試合に出場(欠場は1試合)してきた阿部はなぜか欠場予定。もちろん、川崎や小林も大会直前でエントリーを取り消す可能性もある。
ただ、とりわけ川崎に関しては昨年にこの大会で優勝しているという問題がある。JLPGAでは、前年大会優勝者が翌年の大会を欠場した場合、出場義務違反として原則として“罰金100万円”が科せられる。それゆえ川崎の出場をめぐる判断が注目されているわけです」
どのようなかたちの大会となるのか。固唾をのんで見守る関係者は少なくない。