あどけない野球少年時代
──岩田さんの根性が勝つか、大谷選手が記録を伸ばして岩田さんの心が折れるかの勝負ですね。
「だからこそ思うのは、メジャーリーグの試合数って異常に多い。日本のプロ野球だと基本的に月曜日が休みの6連戦なんですけど、メジャーは9連戦とか11連戦とか、長いと13連戦とかもあるんです。選手の体調のためにも、もう少し休みがあっていいと思います。あと僕のためにも」
──メジャーリーガーと同じスケジュールで活動しているからこその気づきですね。岩田さんの活動を追うことでメジャーのスケジュール感や、大谷選手のホームラン本数の多さに気づいている方も多いと思います。
「そこに気づいてくれると嬉しいですよね。大谷選手の存在は知っているけど、いまいちその凄さがピンときていない子たちに、『岩田がこのタイミングでこの距離走っているってことは、相当凄いんだ』ってわかってほしいです」
──発言がもう、完全にファン側ですね。
「ファンって言うんですかね。でも、大谷選手に関係なく『これぐらいの業を背負って初めてアンチを名乗ってほしい』とは常日頃から思っていますね。自分に何の害もないのに、人のことを傷つけるのはどうなのかと。自分が追い込まれて初めて発言する権利があると思うんです。すべてのアンチに、アンチとしての覚悟を持ってほしいですね」
──それを示すための活動でもある。
「それは、また別の話として(笑)」