防犯カメラには猫の尻尾を掴み、振り回すように走る様子が(現地ジャーナリストより)
「8月2日、法廷に立った岡村容疑者は犯行を全面的に認めました。ただ、逮捕の際に警察に激しく抵抗し、警官2人に怪我を負わせたとして、傷害罪でも起訴されています。詳しい動機はまだわかりませんが、9月にまた裁判があるので、そこで何を話すか注目されています」(同前)
猫愛に溢れるマルタでは、動物保護団体や市民による抗議活動が続いているという。
「裁判所前では容疑者に対する厳罰を求めて、“Justice to be seen to be done(正義が行われる様子を見せよ)”と書かれたプラカードを掲げる抗議者もいました。“Shame on you(恥を知れ)”という怒号も飛び交っていました。国外に追放して再入国禁止にせよ、との声もあり国際問題にもなりかねません」(同)
マルタの動物保護団体が主導したオンライン署名も多く集まっている。慶應卒のエリートは、なぜ異国の地で猫を虐殺したのか。その動機に注目が集まっている。