容疑者のオカムラサトシ容疑者(31)
「6月にスリーマで相次いで、少なくとも5匹の猫の死体が見つかったことを動物愛護団体がフェイスブックで報告しました。死体は舌の一部が欠損していたり、尻尾が切断されたりと虐待されたような形跡があった。地元警察や、愛護団体が調査を開始すると、冒頭の猫を地面にたたきつける映像が見つかりました。
そして8月1日未明、警察は容疑者の男を逮捕。男は、猫を引き寄せるためのキャットフードと、指紋を残さないためか手袋を所持していました。それが日本人のオカムラサトシ容疑者(31)でした」(同前)
岡村容疑者の知人はこう話す。
「正直、最初に名前を聞いたときは信じられませんでした。いつも落ち着いていて、人に強く当たるような印象は一切なかった。仕事終わりに一緒に食事したこともありましたが、感情を荒らげるようなところを見たことがないんです……。語学も堪能で、礼儀正しいタイプです」
容疑者のSNSによると、慶應大学を卒業後に日本の有名メーカー勤務を経て、現在は英国発のオンラインブックメーカーの正社員だった。
「この会社は世界最大級のブックメーカーで、オンラインカジノや、スポーツベットのサービスを提供しています。日本では違法ですが、世界的には合法の国も多く、特にサッカーなどのスポーツベットでは有名な会社です」(前出・現地在住日本人)
海外で活躍するエリートサラリーマンは、なぜ凶行に及んだのか。