女性らに大麻や違法薬物をあぶった煙をストローで吸わされたりさせたという
「快楽に対する依存」
田中被告は2021年に「レーサム」の会長職を退任している。薬物を使用した背景にはストレスがあったと主張した。
「高いストレスがあった。会社のことや、妻とも離婚したりと。そのストレスから解放されるためにやった」
保釈後は約半年の間、更生施設で過ごしてきたという同被告。「違法薬物使用に対する危機感はあるか」と問われると、真面目な口調でこのように明かした。
「自分は(リスクを)何も考えられていなかった。薬物はローションに溶かしていたので、身体への影響はありませんでした。ただし、快楽に対する依存がすごかったです」
薬物使用について真摯に認め、反省した様子だった田中被告。しかし、“パーティー”に参加した女性に対してはどうしても我慢できないことがあったのか、同被告は法廷で突如声を上げたのだった——続編記事で詳報する。
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