スポーツ

《暴行に「お詫びのしようもありません」》ゴルフの名門・沖学園の校長が寮長の暴行を謝罪…保護者への詳細説明は2カ月間放置したまま「被害寮生は警察に被害届を提出」

高校ゴルフ界の名門・沖学園(福岡県博多区)の男子寮で起きた寮長による寮生らへの暴力行為が明らかになった(Instagram、HP)

高校ゴルフ界の名門・沖学園(福岡県博多区)の男子寮で起きた寮長による寮生らへの暴力行為が明らかになった(Instagram、HP)

 高校ゴルフ界の名門・沖学園(福岡県博多区)の男子寮で起きた寮長による寮生らへの暴力行為。スポーツ活動に力を入れ、2021年に「JLPGAツアーチャンピオンシップ」で初優勝した三ヶ島かな選手(29)など数多くのプロゴルファーを輩出してきた同校が揺れている。NEWSポストセブンは学校関係者らから、暴力行為について話を聞いた。【前後編の後編。暴力事案の詳細を報じた前編を読む

 同校の男子寮ではゴルフ部、野球部、柔道部らの部員が寮生活を送る。学校の敷地内にある寮には、約20人の生徒がおり、8畳ほどの部屋で2名が過ごしている。学校関係者が寮長A氏の暴力行為について語る。

「6月中旬に寮生が寮長のA氏から暴力を受けたことを学校が把握。そのときに、複数の寮生らがA氏から暴言を浴びせられ、暴力をふるわれていたことを学校に訴えました。

 その際、6月上旬の夜に、寮生が部屋のエアコンを切り忘れていたことに激怒したA氏が至近距離からステンレス製のコップを投げつけ、寮生のうち1人の右目付近に直撃して流血。翌日に病院で目元を数針縫うことになったという事案も発覚したのです」

コップを投げられてケガをした寮生の保護者が振り返る。

「6月17日に先生から連絡があり、6月上旬の目のケガが寮長による暴力だったことを聞きました。『寮長は6月17日付けで解雇しました』『今からいろいろ聞き取りしていく』という感じの短い内容で驚きました。寮生活を送る子どもとは離れて生活していますし、これからどうなっていくのかと不安でした……」

 学校は6月17日付けで男子寮生の保護者らに向けて校長名で『男子寮における寮長の不適切な言動に関するお詫び』という文書を配布。NEWSポストセブンが入手した同文書には、下記のように記されていた。

関連記事

トピックス

“ムッシュ”こと坂井宏行さんにインタビュー(時事通信フォト)
《僕が店を辞めたいわけじゃない》『料理の鉄人』フレンチの坂井宏行が明かした人気レストラン「ラ・ロシェル南青山」の閉店理由、12月末に26年の歴史に幕
NEWSポストセブン
大谷翔平(写真/Getty Images)
《昨年は騒動に発展》MLBワールドシリーズとNPB日本シリーズの日程が“まるかぶり” NHKがワールドシリーズ全試合放送することで新たな懸念も浮上 
NEWSポストセブン
森下千里衆院議員(共同通信社)
《四つん這いで腰を反らす女豹ポーズに定評》元グラドル・森下千里氏「政治家になりたいなんて聞いたことがない」実親も驚いた大胆転身エピソード【初の政務三役就任】
NEWSポストセブン
ナイフで切りつけられて亡くなったウクライナ出身の女性イリーナ・ザルツカさん(Instagramより)
《19年ぶりに“死刑復活”の兆し》「突然ナイフを取り出し、背後から喉元を複数回刺した」米・戦火から逃れたウクライナ女性(23)刺殺事件、トランプ大統領が極刑求める
NEWSポストセブン
恋愛についての騒動が続いた永野芽郁
《女の敵なのか?》山田美保子氏があらためて考える永野芽郁「心配なのは、どちらにとっても“セカンド女”だった点」
女性セブン
『酒のツマミになる話』に出演する大悟(時事通信フォト)
『酒のツマミになる話』が急遽差し替え、千鳥・大悟の“ハロウィンコスプレ”にフジ幹部が「局の事情を鑑みて…」《放送直前に混乱》
NEWSポストセブン
3年前に離婚していた穴井夕子とプロゴルァーの横田真一選手(HP/時事通信フォト)
「私嫌われてる?」3年間離婚を隠し通した元アイドルの穴井夕子、破局後も元夫のプロゴルファーとの“円満”をアピールし続けた理由
NEWSポストセブン
『週刊文春』によって密会が報じられた、バレーボール男子日本代表・高橋藍と人気セクシー女優・河北彩伽(左/時事通信フォト、右/インスタグラムより)
「近いところから話が漏れたんじゃ…」バレー男子・高橋藍「本命交際」報道で本人が気にする“ほかの女性”との密会写真
NEWSポストセブン
小野田紀美・参議院議員(HPより)
《片山さつきおそろスーツ入閣》「金もリアルな男にも興味なし」“2次元”愛する小野田紀美経済安保相の“数少ない落とし穴”とは「推しはアンジェリークのオスカー」
NEWSポストセブン
aespaのジゼルが着用したドレスに批判が殺到した(時事通信フォト)
aespa・ジゼルの“チラ見え黒ドレス”に「不適切なのでは?」の声が集まる 韓国・乳がん啓発のイベント主催者が“チャリティ装ったセレブパーティー”批判受け謝罪
NEWSポストセブン
高橋藍の帰国を待ち侘びた人は多い(左は共同通信、右は河北のインスタグラムより)
《イタリアから帰ってこなければ…》高橋藍の“帰国直後”にセクシー女優・河北彩伽が予告していた「バレープレイ動画」、uka.との「本命交際」報道も
NEWSポストセブン
歓喜の美酒に酔った真美子さんと大谷
《帰りは妻の運転で》大谷翔平、歴史に名を刻んだリーグ優勝の夜 夫人会メンバーがVIPルームでシャンパングラスを傾ける中、真美子さんは「運転があるので」と飲まず 
女性セブン