結婚を発表した趣里と母親の伊藤蘭
8月29日、女優の趣里(34)がインスタグラムを更新。ボーカルダンスグループ「BE:FIRST」の三山凌輝(26)と入籍したことを正式に発表した。第一子がお腹にいることも明かされ、芸能界やファンの間では祝福の声が上がっている。
趣里の母である歌手・伊藤蘭(70)も、娘の結婚発表を受けて、自身のインスタグラムでこうメッセージを送った。
〈趣里 心からおめでとう 母はずっと見守っていました もちろんこれからもずっとね〉(原文ママ)
続けてハッシュタグで〈HappilyEverAfter〉(末長く幸せに)、〈LoveAndHappiness〉(愛と幸せ)と綴り、娘と義理の息子となった三山の名前も添えた。
昭和の伝説的歌謡アイドル「キャンディーズ」の元メンバーだった伊藤が、趣里を出産したのは1990年9月21日のこと。伊藤はこのとき35歳で、当時としては高齢出産だと心配されていた。スポーツ紙記者が話す。
「『趣里』という名前は、夫で俳優の水谷豊さんと2人で真剣に話し合って決めた名前。水谷さんが“趣”という漢字が好きで、どうしても使いたいと悩んでいたところに、蘭さんが“里”という字をつけ加えた“合作”だそうです。当時の『週刊女性』で、蘭さんは出産時のことを『ほんとに、想像を絶するものでした』と語っています。
趣里さんは今回、出産の時期を明らかにしていませんが、来月に35歳の誕生日を控えていることを考えると、蘭さんと同じ歳に出産する可能性があります」
大物芸能人の間に生まれた趣里。幼少期はもっぱらバレエに打ち込むも、中学卒業後の“バレエ留学”で大怪我をし、プロを断念。人生で初めての“挫折”に、彼女は精神的にかなりまいったようだ。この時の思いを、趣里は「AERA」のインタビューで「目標を失って、この先どうやって生きていこう? というところまで追いつめられました」とまで語っている。
だが、失意の底にありながらも、表現への熱意は消えなかった。芸能界で活躍する両親の活動を見て、自然と心は俳優の道へと惹かれていく。前出の記者が続ける。