夏のイベントに選手で参加した投稿も(Instagramより)
各メンバーがオフ日にリフレッシュ
また、メンバーは短いオフの中で、充実したプライベートの日々を過ごしていたようだ。吉田知那美選手(34)は、2022年7月に結婚した全日本スキー連盟アルペンスキーコーチの河野恭介氏と、夫の実家である長野県の野沢温泉村に旅行したことをインスタグラムに掲載。
そして、妹の吉田夕梨花選手(32)は昨年5月に結婚。夫で、スピードスケート北京五輪代表の新濱立也氏と結婚記念日を二人で祝った写真をインスタグラムに掲載し、“文字にしたら薄っぺらくなりそうだけど、本当に色々とタフさを求められた一年でした。何度も何度も「家族でよかった」と思いました。2年目もどうぞ宜しくお願いします”とコメントを添えていた。しかし、今年4月にアクシデントが起きていた。
「新濱さんは石垣島での合宿中に交通事故にあい、顔面の骨折と左ひざを負傷しました。吉田夕梨花さんはすぐにお見舞いに駆け付け、“命があってよかった”と声をかけたようです。そんな2人は、現役の選手でともに来年のオリンピックを目指しており、一緒にゆっくり過ごせる機会は限られています。
そして、姉の知那美さんも同じで、夫の河野さんはアルペンスキーコーチ。北海道、長野、カナダ、ヨーロッパの多拠点で生活する多拠点婚であることを明かしており、共に過ごせる機会はオフシーズンの数カ月のみです。だからこそ、会えるときには思いっきり楽しんで、リフレッシュしています」(前出・スポーツ紙記者)
充実したオフシーズンを過ごし、大一番に挑むロコ・ソラーレ。
「選手の平均年齢は33歳とまだ若いですが、もしイタリア大会を逃した場合、次のオリンピックは2030年……。結婚、出産などのライフステージの移り変わりを考えると、2026年がこのメンバーで挑む最後の大会になるかもしれない」(同前)
熾烈な代表決定戦を制して、平昌で銅メダル、北京で銀メダルを成し遂げたロコ・ソラーレは、イタリアで悲願の金メダルを掲げることはできるのだろうか。